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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/08/04
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎文庫
  • サイズ:16cm/381p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-42516-3

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文庫

紙の本

山女日記 (幻冬舎文庫)

著者 湊かなえ (著)

私の選択は、間違っていたのですか。悩める7人の胸に去来するのは−。誰にも言えない苦い思いを抱いて、女たちは、一歩一歩、頂を目指す。新しい景色が小さな答えをくれる連作長編。...

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山女日記 (幻冬舎文庫)

税込 781 7pt

山女日記

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山女日記

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商品説明

私の選択は、間違っていたのですか。悩める7人の胸に去来するのは−。誰にも言えない苦い思いを抱いて、女たちは、一歩一歩、頂を目指す。新しい景色が小さな答えをくれる連作長編。「カラフェスに行こう」を追加して文庫化。〔2014年刊に「カラフェスに行こう」を追加〕【「TRC MARC」の商品解説】

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。……真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。【商品解説】

収録作品一覧

妙高山 7−51
火打山 53−97
槍ケ岳 99−144

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みんなのレビュー298件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

山に行ってみようかな。

2017/06/16 21:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋さんのポップに「アラサー独身OLに捧ぐ・・・」と書いてあって、なんだかあまのじゃくになってしまい、なかなか読めていなかったのですが、内容はポップの文言とは全く違い、よくある独身貴族向け小説でもなんでもなく、もっと女の人の心の奥底にある気持ちを絶妙に表現してくれるものでした。
くたくたになるほど、読んでます。
大好き。どこからよんでも、いつでも読んでも心が洗われます。

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紙の本

ミステリーじゃないけど

2017/01/31 01:13

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

山そのものがミステリーだ!!
私は山登りの経験もないし(多分一生やらないだろうが)山の良さは分からないが、このストーリーは楽しい。
みんなどこかで繋がっているってのも湊さんらしく纏まってて面白い!!漫画感覚で読みながらも、2回読むと少し深い意味があったりする。

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紙の本

山女

2016/08/31 17:07

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

山ガールとしない所が、今に乗っからない湊さんの抵抗のような気がします。それぞれの短編が、重なり合って話を盛り上げています。

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紙の本

サクサク読める。

2018/12/24 23:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつもの著者の本とは違って、とても読んだ後どこかスッキリした。
女性として共感できる部分が多かったからでしょうか?
またこんな感じの内容で書いてほしいなぁ。

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紙の本

やっぱり湊さん。

2016/09/27 18:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:めんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

同じ30代の女性が抱える悩みや日常のふつふつとした思い、山にただ「登る」。それだけなのに、その時間が、己の現状と向き合い、価値観の違った相手を受け入れ、ゆっくりと成長させていく。広大な山の景色によって、彼女たちが少しずつ変わっていく。ひとりがすきな彼女たちが相手のペースになって成長していくものかだりすべてが、同じくひとりを好むわたしにとって、とても共感できました。

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紙の本

山に行きたくなる

2022/02/26 11:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつみかん - この投稿者のレビュー一覧を見る

気軽にサクサク読めます。主人公に感情移入する部分も多く、なんとも言えない心地よい世界が広がっています。自分も山に行きたくなりました。

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紙の本

山あり谷あり

2022/02/16 14:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

全然関係はないのですが、本書を読みながら浮かんできたのは、恩田陸さんの「夜のピクニック」でした。高校生達が夜を徹して歩き続ける学校行事「歩行祭」の中で、語りあったり、深く内省したりする中で、気づき変容し、行動を起こす。
本書は様々な思いを抱いた女性達が、山に挑み、その行程で自省したり、語り合ったりしながら、自分の目指すべき頂を模索しています。
取り上げられているのは「山女」ですが、「山男」だって、同じようにいろいろな思いや重荷を背負って、たどり着けるかどうかわからない頂を目指しているのだけどなぁ。

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電子書籍

湊かなえさんらしい?

2021/12/26 20:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

湊かなえさんの作品はこれが初めて。しかし、読んでいかにも湊作品と思ってしまった。これまで一度も読んだことがないのに。映画の評判でそう思ったのかも。しかしそれでも湊さんらしい作品。続編も読みたい。

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紙の本

「山女」

2017/02/03 08:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルを見たときは、おどろおどろしい感じのミステリーかな?と思ったのですが、全然違った!いい意味で期待を裏切られました。「山女」という表現がまた素敵。山ガール、ではなく、山女。

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紙の本

崩れる心配のないそこそこの天気の日に、適度な山をノンビリ登ってる感じの心地良さを感じる作品。

2019/01/30 08:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

崩れる心配のないそこそこの天気の日に、適度な山をノンビリ登ってる感じの心地良さを感じる作品。どうせミーハー的「山ガール」ものだろう位に思ってたが、いえいえしっかりと「山女」派ものでした。登ってる間の脳内活動(思考とはちょっと違う感じの思考形態だと私は思ってる)の描写などが実に巧いし、山自体、登山自体の描写もなかなかのもので非常に好感が持てた。いずれの話も言ってしまえば他愛のないもので、しかもはっきりとした結論があるわけでもないのだが何故か共鳴できる。これは実際に山歩きをやってる人ではと調べると、趣味が登山となっていた。益々好きになってしまったです。暗く、おぞましい作品を書く作家というイメージが強く読まずに来た作家だったが少し興味が湧いて来た。

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紙の本

つながりを探すのが楽しみ

2016/08/31 21:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「山女」って、ちょっとおどろどろしい想像をして読んだ。
実際は全く違っていて、「山ガール」のお話しです。
でも、そこを「山女」 と表現するところが良いところで・・・

短編集ながら、いつものようにそれぞれのお話しにつながりがあり、
読み進めていくとそのつながりがわかってくる。「あぁ、あの話のあの場面・・」
するとその次の話では、「どうつながっているんだろう」と想像するのが楽しくなる。

同じ場面が異なる角度から描写され、「あぁ、湊さんの作品だぁ」と安心できた作品でした。

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紙の本

湊かなえ、登山短編集

2020/10/30 15:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る

湊かなえ3作目。山ガール集うウェブサイト山女日記の利用者である女性7名8作。これまでの望郷、サファイアよりも面白かったかも。20~40代の様々な悩みを持つ女性が思い思いに山を目指す。百貨店勤めの結婚に悩む女、自らの立ち位置や姉妹関係に悩む女、出会って登る女、その百貨店勤めの先輩、山ガールに人気な帽子をつくる女…登山は殆ど学生時代の林間等依頼だけれど金時山くらいの初心者向けには少し登ってみたくもなった、あとココにはないけど高尾山と。登って自分の考えているちっぽけさを俯瞰して見たくなる
20200906

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紙の本

山の空気

2017/07/20 11:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまでの作品とは、かなり毛色の違う世界ですが、一つ一つの登山が、確実に問題を抱えて登場する人々の心を変えていく、静かな優しい物語だと思います。

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紙の本

脳内登山

2017/04/08 14:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーかと思いきや、いい意味で裏切られた。
登場人物が、山を登りながら、自分の人生を見つめ直し、前へ進んでいく。
湊さんならではの一人称で語られる短編連作。
情景が細かく描写されており、まるで脳内登山をしているかのよう。
※新作の『リバース』についても、作品内でちょこっと紹介している。

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紙の本

主人公違いの短編集と思いきや。。。

2017/01/31 23:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る

流行の「山ガール」というにはちょっと重い思いを抱えた主人公が
山に登って、自分と向き合う。
なんだか明るい兆しが!?と思ってページをめくると主人公が変わってる!?
でも読み進めていくうちに、山で一緒になった人という設定で再び三度登場する。
そんな設定が楽しくて、
これは二度読みするとさらに楽しい読後感を得られるのだろう。。。
そうは思うが、それはまたの機会に。
個人的に、美津子さんが好き!
山登り挑戦してみたいなぁ・・・

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