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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/06/01
- 出版社: 祥伝社
- サイズ:19cm/437p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-396-61785-1
読割 50
紙の本
捨てることから始まる 「寂庵だより」1997−1987年より
著者 瀬戸内 寂聴 (著)
人間は孤独だという認識を持てば、大方の困難には耐えてゆかれる気がする。孤独だからこそ、他者の孤独の淋しさを思いやることが出来る−。瀬戸内寂聴が編集長を務めた『寂庵だより』...
捨てることから始まる 「寂庵だより」1997−1987年より
捨てることから始まる 「寂庵だより」1997-1987年より
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商品説明
人間は孤独だという認識を持てば、大方の困難には耐えてゆかれる気がする。孤独だからこそ、他者の孤独の淋しさを思いやることが出来る−。瀬戸内寂聴が編集長を務めた『寂庵だより』1987〜1997年の随想をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
ありし日の寂聴さんが一番伝えたかったこと。
寂聴さんが編集長を務めた「寂庵だより」から
随想を収録したシリーズ第三弾。
年をとっても、人生は変えられること。
そして、年をとっても、他者のために生きられること。
本書は、そんな寂聴先生の教えと実践を、
我々に生き生きと伝え続けるのです。
―解説 仏教と共に生きる寂聴先生と、人々とを結んだ『寂庵だより』(酒井順子)より
家を捨て、家族を捨てて出家した。
60代半ばから70代までの随想を収録。
本来人間は孤独だという認識を持てば、
大方の困難には耐えてゆかれる気がする。
孤独だからこそ、人は他者の孤独の淋しさを
思いやることが出来るのだ。(「犀の角のように」より)
「寂庵だより」を始めたのは私が64歳の時で
出家から13年が経っていた。
仏像のように耳を大きくして、私も残る歳月、
人の苦悩に本気で耳を傾けて生きていたいと思う。(「仏の耳」より)
【目次】
一 友人、知人の訃報ー一九九七年
二 『源氏物語』の現代語訳、完成ー一九九六年
三 阪神・淡路大震災を体験ー一九九五年
四 慈悲をもって生きるー一九九四年
五 得度して二重年めの転機ー一九九三年
六 いまを切に生きるー一九九二年
七 仏教徒としてできることー一九九一年
八 戦争反対、世界が激動の一年―一九九〇年
九 幸福な晩年とはー一九八九年
十 ものを書く苦しみと喜びー一九八八年
十一 忘己利他の精神でー一九八七年
解説 仏教と共に生きる寂聴先生と、人々とを結んだ「寂庵だより」(酒井順子)【商品解説】
目次
- 【目次】
- 一 友人、知人の訃報ー一九九七年
- 二 『源氏物語』の現代語訳、完成ー一九九六年
- 三 阪神・淡路大震災を体験ー一九九五年
- 四 慈悲をもって生きるー一九九四年
著者紹介
瀬戸内 寂聴
- 略歴
- 〈瀬戸内寂聴〉1922〜2021年。徳島県生まれ。東京女子大学卒。岩手県平泉の中尊寺で得度。京都嵯峨野に「寂庵」を構えた。「場所」で野間文芸賞、「風景」で泉鏡花文学賞を受賞。文化勲章を受章。
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