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商品説明
西洋文化に心酔するハイカラと、自らのナショナリティを重視するバンカラのせめぎあいから生まれた明治という時代。日本国民の無意識を掬いとったともいえる大観と未醒の画業の光と影を、当時の価値観に近づいてみつめる。【「TRC MARC」の商品解説】
蛮襟(バンカラ)VS 高襟(ハイカラ)の仁義なき戦い
岡倉天心の言葉「芸術は気魄の発露である」。そこに示されるような「志士豪傑」「国士」の気質が、なぜ画家に求められたのか?また、彼らはなぜ徒党を組んで無茶な旅をしたのだろうか?大観は日本を一等国にすべく修行に励み、未醒は伝統復権に邁進した。忠君愛国の画業へと彼らを突き動かしたものはなんだったのか?
明治という時代は、西洋文化に心酔するハイカラと自らのナショナリティを重視するバンカラの軋轢でもあった。日本国民の無意識を掬いとったともいえる大観と未醒の画業。当時の価値観に近づくことでその光と影をみつめる。【商品解説】
目次
- はじめに-----大観と未醒を「バンカラ」で括る
- 第一章 画壇の快男児、大観と未醒----バンカラな側面
- 1 「酒豪画家」横山大観
- 岡倉天心の酒修行/院歌「谷中鶯」
- 2 「バンカラ画伯」小杉未醒
- 「未醒蛮民」/従軍/「当代の高士」
- 3 画家たちの奇行
- 飲酒武勇伝
著者紹介
佐藤 志乃
- 略歴
- 〈佐藤志乃〉1968年生まれ。公益財団法人横山大観記念館学芸員。大東文化大学東洋研究所兼任研究員。博士(芸術学)。「「朦朧」の時代」で芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。
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