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商品説明
帝国日本の解体とともに満洲、朝鮮、中国から帰国して作家となり、苛酷な引揚げ体験を苦しみながら表現したものたちがいた。それらを「引揚げ文学」と名付け総括した、戦後史を揺さぶる画期的論考。【「TRC MARC」の商品解説】
1945年8月、帝国日本の解体とともに満洲、朝鮮、中国から数百万の人々が帰国する。その中には後に作家となり、苛酷な引揚げ体験を苦しみながら表現したものたちがいた。本書では試みにそれらを「引揚げ文学」と名付ける。戦後史が欠落させた外地の記憶と植民者の複雑な経験は、戦後史そのものの再検討を要求するだろう。『和解のために』『帝国の慰安婦』の著者による、画期的戦後文学論。
【占領地・植民地で幼少期を過ごした作家たち】
埴谷雄高、湯浅克衛、森敦、五味川純平、古山高麗雄、清岡卓行、村松武司、安部公房、小林勝、森崎和江、日野啓三、澤地久枝、梶山季之、林青梧、富島健夫、後藤明生、五木寛之、生島治郎、池田満寿夫、宇能鴻一郎、三木卓、大藪春彦、天沢退二郎、別役実、なかにし礼、尾崎秀樹、山崎正和、本田靖春、橋田壽賀子など【商品解説】
目次
- 「引揚げ文学」を考える――序にかえて
- 1 引揚げの忘却
- 2 「引揚げ文学」とは何か
- 3 「日本近代文学」の組み替えは可能か
- 第Ⅰ部 総論
- おきざりにされた植民地・帝国後体験
- 1 忘れられた「引揚げ文学」
- 2 少年・少女たちの引揚げ文学
著者紹介
朴 裕河
- 略歴
- 〈朴裕河〉1957年ソウル生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了(日本文学専攻)。韓国・世宗大学校国際学部教授。「反日ナショナリズムを超えて」で日韓文化交流基金賞受賞。
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