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商品説明
【サントリー学芸賞社会・風俗部門(第39回)】近代日本において無戸籍者の存在は、政治・社会問題であり、国際問題でもあった。現代では家族生活の多様化に伴い、戸籍の必要性そのものが問われている。無戸籍者の歴史的変遷を辿り「日本人」の輪郭を改めて捉え返す。【「TRC MARC」の商品解説】
近代日本において無戸籍者の存在は、家制度をはじめ徴兵、治安、福祉などに関わる政治・社会問題であると同時に、移民、引揚げに関わる国際問題であった。そして現代では家族生活の多様化に伴い、戸籍の必要性そのものが問われている。無戸籍者の歴史的変遷を辿り「日本人」の輪郭を改めて捉え返す労作。【商品解説】
目次
- 序章 「無戸籍」とは何か
- 第一章 戸籍の役割とは何か―届出によってつくられる身分
- 第二章 「無戸籍」という意味―「日本人」の証明なき「日本人」
- 第三章 無戸籍の来歴―古代から近世まで
- 第四章 近代日本戸籍の成立とその背反者
- 第五章 家の思想と戸籍―「皇民」の証として
- 第六章 「社会問題」としての無戸籍問題
- 第七章 無戸籍となった越境者―移民、戦争、戸籍
- 第八章 無戸籍者が戸籍をつくる方法―「日本人」の資格とは
- 第九章 「無戸籍」と「無国籍」―「籍」という観念
著者紹介
遠藤 正敬
- 略歴
- 〈遠藤正敬〉1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。同大学台湾研究所非常勤次席研究員。宇都宮大学等で非常勤講師。著書に「戸籍と国籍の近現代史」など。
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