「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【大佛次郎論壇賞(第20回)】「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。女性たちの保守運動が成立している要因を、保守運動内部のジェンダー構造と運動外部の社会構造に着目しながら考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
第20回大佛次郎論壇賞受賞!
彼女たちはなぜ立ち上がるのか
活発化する保守運動に、ジェンダーの視点から迫る
「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。 本書はその実態に、戦後の保守運動史、現代フェミニズム理論、保守派の言説分析、保守団体へのフィールドワークという四つの視点から迫ってゆく。女性による保守運動に内在するアンビバレンスを明らかにし、ジェンダー論にも新たな視角をもたらす社会学研究の力作。
「保守運動内において、女性参加者たちの独自の主張は必ずしもつねに認知されているわけではなく、他の男性参加者の声が優先され女性たちの声は埋もれてしまいがちである。しかし、これまで論じてきたように、保守運動の参加者のジェンダーに着目するならば保守運動は一枚岩ではないことが分かる。女性たちの保守運動は両義的な存在であり、他の男性中心団体や男性参加者と同じ主張を掲げる一方で、彼らと対立する側面も併せ持っているのである。」(本書より)【商品解説】
目次
- 序章 保守運動の台頭とジェンダー
- 一 現代日本社会における新しい保守運動
- 二 保守運動に参加する女性たち
- 三 女性たちの保守運動を捉える枠組みの不在
- 四 本書の目的と方法および構成
- 五 用語の定義
- 第一部 女性たちの保守運動を捉える視点
- 第一章 戦後日本社会における保守運動の系譜
- 一 保守運動の胎動−日本遺族会を中心に
- 二 保守運動の組織化−「英霊にこたえる会」から「日本会議」へ
著者紹介
鈴木 彩加
- 略歴
- 〈鈴木彩加〉1985年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。同大学大学院人間科学研究科招へい研究員。博士(人間科学)。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む