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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2007.7
  • 出版社: 人文書院
  • サイズ:22cm/268p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:978-4-409-34035-6
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

精神分析と現実界 フロイト/ラカンの根本問題

著者 立木 康介 (著)

現実界、死の欲動…。フロイト/ラカン精神分析の基礎をなす諸問題の精密きわまる読解。「夢解釈」から100年余り、精神分析の真の開始を告げる本格的論考の誕生。【「TRC MA...

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精神分析と現実界 フロイト/ラカンの根本問題

税込 3,520 32pt

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商品説明

現実界、死の欲動…。フロイト/ラカン精神分析の基礎をなす諸問題の精密きわまる読解。「夢解釈」から100年余り、精神分析の真の開始を告げる本格的論考の誕生。【「TRC MARC」の商品解説】

目次

  • Ⅰ シニフィアンの論理と対象a
    • 第一章 精神分析の反メタ言語論
    • 第二章 V、F、a
    • 第三章 欲望の対象と原因
  • Ⅱ 決定論の彼岸
    • 第四章 精神分析は偶然をどう考えるか
    • 第五章 夢と覚醒のあいだ
  • Ⅲ 身体と欲動
    • 第六章 精神分析的身体論の基礎
    • 第七章 死の欲動についてフロイトはなにを語ったか

著者紹介

立木 康介

略歴
〈立木康介〉1968年東京生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学。同大学人文科学研究所准教授。共編著に「フロイト=ラカン」など。

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評価内訳

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紙の本

自分を部員にするようなクラブには。絶対入りたくない!

2007/08/17 05:24

8人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る

「行け、稲中卓球部!」(90年代中期ヤングマガジン・古谷実先生連載)の前野さんは腹の底から、こう言いたかったのでは、と今でも思っている。上記、出典は定かではないが「吾輩はカモである」(DVD発売中)でチャップリンの「独裁者」とタメで張り合える唯一の政治を扱ったドタバタ喜劇映画の金字塔を打ち立てた、主演マルクス兄弟のグルーチョ・マルクスのセリフだったと思う。この論理のヤバさ・強さはこう言い換えるとどうだろう。
 「自分が入れるような体には。絶対に居たくない」、いや。
 「自分が入れるような自意識には。絶対に居たくない」こういう感じか。
 だんだん十年前のアニメ映画のようになってきたが(続編、近日公開予定)、個人的にはフロイト→ラカンの精神分析は、上記のように、自ら、ばらけてしまう必然性を持った様々な要素の束としての「心」を「分析」し、本人と治療者の間で「ほころび」に気づき、「補完」を目指す営みであると理解している。そして、その営みの過程で生み出される視座から、社会や文化への分析の多様な応用が行われることが可能になったはずだ。
 80年代後期の日本特有の問題は、精神分析、特にラカンの所説が、充分な臨床への配慮なしに、どんどん、きちんとした理解の共有もなく、難解であること自体が象徴的な意味を持って消費されるという、それ自体が分析対象となる難儀な状況を引き起こしたことである。90年代に入り、斎藤環氏、香山リカ氏を中心とする精神科医の方々の、慎重な「介入」によって、状況はかなり改善されたといって良い。逆説的だが彼らの最大の功績は「ラカンが直接わからなくてもいい」ということが許されるようになったことだといっていいだろう。アニメ、映画、音楽などを主戦場に「サブカル」を隠喩として用いた、彼らの啓蒙活動は一定程度成功した。
 しかし、ラカンそのものの著作に何度挫折しても、ラカンを理解したいという欲望は残る。むしろその挫折が、ラカンの著作の流通を支えてきた。
 本書こそは、そのようなラカンの日本での受容段階を決定的に前進させる一冊と言える。あまり経歴に依存するのも危険だ。とくに分裂に分裂を重ねた精神分析の世界では。とはいえ、本書の著者は4年以上に渡り、パリ弟8大学精神分析学科に在籍、博士号を取得し、当地で5カ月の実地「研修」も修了している。「読んだ」「研究した」のレベルを超えたフランス系フロイト・ラカン研究者としては最年少であろう。
 そして、本書の文体も、決して易しいとはいえないが、構成などを見る限り、よりよい理解を得ようという誠意が伝わってくる。語の定義もきちんとその都度なされる。あの訳書の系統のようなことはない。ただ例の数式についての説明は、本書でも理解できなかった。数学ができるひとにはすぐ分かるのかもしれないが…。
 本書で著者がフロイト:ラカンの流れに対して配置する参照系も、手堅く、かつ斬新に感じた。「言語」を巡ってはフレーゲ、「欲望の原因」についてはカントとサド、「偶然:無意識」についてはアリストテレスが、それぞれ、注意深く配置されている。
 特に第7章「死の欲動についてフロイトはなにを語ったか」での周到な検討を経た以下のくだりには戦慄を覚えた。
 「死の欲動は文字通り、「善悪の彼岸」なのである。とすれば、いかなる意味においても、倫理は暴力を押さえることができない」(本書p.217より)
 「愛は負けるが、親切は勝つ」(故カート・ヴォネガット先生より)。
  最後の賭金。
 「檀さん。獏さん。檀さん!」

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