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商品説明
独伊への接近、スターリンへの愛憎、アメリカの支援、ノモンハン事件、そして世界大戦へ…。蔣介石と連合国の首脳との往復書簡を分析し、戦時下の蔣介石の外交と、米英ソの対華政策を再考する。【「TRC MARC」の商品解説】
蔣介石は筆墨という武器で戦った!
日中戦争下、蔣介石は連合国の指導者たちと多くの書簡を交わしている。風雲急を告げる国際情勢のなかで彼は外交でも戦った。それぞれの思惑と各国首脳との駆け引きはどのようなものだったのか。中国はどのように扱われたのか? 両者の思惑から日本はどうなったのか。残された書簡と日記を分析し、蔣介石の多角的な外交を明らかにする。
序章 ソ連と独伊への接近、一九三五~三六年
第一章 日中戦争の勃発と孤立、一九三七年
第二章 最大の支援国家ソ連、一九三八年
第三章 ソ連への期待と失望、一九三九年
第四章 世界大戦への道、一九四〇~四一年
第五章 日米妥協の阻止、一九四一年
(下巻目次)
第六章 ビルマとインドでの蹉跌、一九四二年
第七章 カイロ会談での栄光と挫折、一九四三年
第八章 凋落する中国の地位、一九四四年
第九章 新たなる敵はソ連、一九四五年【商品解説】
目次
- はじめに
- 本書の目的/外交は書簡で動く/史料状況/蔣介石の日記について/補助輪としての日記/本書の構成と用語
- 序章 ソ連と独伊への接近、一九三五~三六年
- ソ連への愛憎/届かなかった蔣介石の書簡/満洲事変後の中ソ関係/日本への宥和と蔣介石の葛藤/ソ連の中東鉄道売却/日中を天秤にかけたソ連/広田三原則への反発/華北分離工作と中ソ接近/中国共産党とも接触/ソ連側は返事を保留/西安事件/怒るスターリン/蔣介石を救出したソ連/集団安全保障案の共鳴/スターリンのわだかまり/幻の太平洋不可侵条約/イタリアと張学良/イタリアの空軍援助/エチオピア戦争/ヒトラーとの往復書簡/日独防共協定と中国
- 第一章 日中戦争の勃発と孤立、一九三七年
- 日中戦争勃発/日独伊の調停案への警戒/米英の調停の不調/第二次上海事変/ソ連への要請の三つのポイント/ソ連の出した支援の条件/中ソ相互不可侵条約/ソ連に求めた支援の内容/ソ連の有償支援/リトヴィノフの冷笑/九ヶ国条約会議とソ連/ソ連外交官の処刑/ソ連は参戦するのか/スターリンの日中戦争観/参戦要請の書簡/希望を断たれた蔣介石/中ソの根強い相互不信/「援蔣ルート」の誕生
- 第二章 最大の支援国家ソ連、一九三八年
著者紹介
麻田 雅文
- 略歴
- 〈麻田雅文〉1980年東京生まれ。北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻スラブ社会文化論専修博士課程単位取得後退学。岩手大学人文社会科学部准教授。著書に「日露近代史」など。
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