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商品説明
自他ともに認める「本の虫」5人衆が、「つんどく」「作家の不遇時代」「せどり今昔物語」など、本にまつわるキーワードを自由気ままに解説。本の世界を縦横無尽に楽しむための案内書。【「TRC MARC」の商品解説】
本とともに暮らし、本を血肉として生きてきた真性の「本の虫」5人衆がここに集結! ジャーナリズム、古本屋、新刊書店、装幀など、それぞれが活躍する領域で、本の世界にまつわるキーワードを並べ、自由気ままに解説する。本好きの心をくすぐるウンチク満載、次に読みたい本を見つけるブックガイドにもおすすめ。すべての本好きに贈りたい、本の世界を縦横無尽に楽しむための案内書。【商品解説】
目次
- 目次 ※制作中のため、変更になることがあります。
- まえがき
- ▼ハヤシウンチククサイムシ
- 犬耳する/自転車操業/全部読んだんですか?/つんどく/小脇にはさむ/作家/女は女である/受贈本/ビブリオマンシー/四百字詰原稿用紙/本を食べる/SM/100冊/フィロビブロン/たのしみは/読書会/エブリマン/たった一度の広告/本の木/空飛ぶ本/ゆっくり読む/青木まり子現象/本棚崩壊/ゲタとイキ/たいせつなことは目に見えない/本は泣いているか/√2矩形/古本はチョコレートの匂い/新刊はゆまりの匂い…など
- ▼ノムラユニークホンヤムシ
- 靴跡/うろ覚え/カバーおかけしますか/みつからない/倉庫さらえ/埃/本屋と子ども/本を贈る/猫を抱いて本屋になる/客注台帳/この本、ありますか/檸檬/装丁で並べる/不良な本/夢に見た本/検索/スリップ/本屋で本は読めるか/本を包む/フリーペーパー/オンラインショップ/本屋泣かせの本/面陳/棚出し/座り読み/ZINE/本屋で一人きり/ちょっとした偶然/小さな出版社/本屋と喫茶
著者紹介
林哲夫
- 略歴
- 〈林哲夫〉1955年香川県生まれ。画家。書物雑誌『sumus』を編集。著書に「古本屋を怒らせる方法」など。
〈能邨陽子〉1969年生まれ。書店員。京都・恵文社一乗寺店で98年より勤務。
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紙の本
オカザキフルホンコゾウムシさん提案!ご当地小説のオススメ、これいい!
2018/12/18 08:05
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の虫、大集合の一冊!
タイトルに本って書いてあると、手に取らずにはいられないけれど、この本は著者の皆さんの名前を見て、おおおと思いました。
その紹介の仕方も素敵すぎる!
『本の虫の本』のムシ紹介、ですよ。
そうして、カタカタなんですよ、こんな感じです。
ハヤシウンチククサイムシ、
ノムラユニークホンヤムシ、
オギハラフルホングラシムシ、
タナカコケカメムシブンコ、
オカザキフルホンコゾウムシ、
書評家の岡崎武志さん、倉敷で古本屋さんをしている田中美穂さんなどなど、
正真正銘、本の虫のみなさんの本にまつわるエッセイ、イラストがこの一冊にぎっしり詰まっています。
私はやはりオカザキフルホンコゾウムシさんのところのページを真っ先に開きました。
書評家であり、古本ライターと言えば、岡崎武志さん。
なにしろ、私の古本好きは彼の影響が大きいのです。
そうして読んでみて、一番響いたのが、ご当地小説のところでした。
本を読みなれていない人が、まずどんな本から読んだらいいかな?という素朴な質問を持った時、岡崎さんがこう言ってます。
「そこで一つ提案がある。
小説に的を絞って話をするのだが、自分の出身地、あるいは青少年期を送った地、
あるいは大学入学や就職で現在住んでいる街を舞台にした作品を、
とりあえず読んでみることだ。」
住んでいる場所、よく知っている場所が小説の舞台になっていれば、イメージもイメージもわきやすく、登場人物にも親しみがよりわいてくる。
ネット検索すれば、わりあい簡単に「ご当地小説」は発見できると岡崎さんは言う。
これいい!
小学生や中学生も郷土の小説家の本を本で欲しいなぁと最近特に思っていたので、
オカザキフルホンコゾウムシさんの「ご当地小説」のオススメには大いに共感しました。
☆巻末に創元社の本が紹介されていました。
『読む時間』(アンドレ・ケルテス著、渡辺滋人訳)と
スティーヴ・マッカリーの『読む時間』!
スティーヴ・マッカリーの方はアンドレ・ケルテスの同名写真集へのオマージュなんですね。今度探して読んでみよう。
紙の本
丁寧に作られた本
2019/07/16 14:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
本についての短かいエッセイが多数収められている。
本好きとしてはそれだけで楽しいのだが
巻末に丁寧な索引を載せたり
ほぼ全てのページの柱に本編からの引用を立てたり(引用文のチョイスも行き届いている)
とても大切に作られた本であることが伝わってくる。