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紙の本
わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい (ちくま文庫)
著者 鴨居 羊子 (著)
思い切って買った、ひとひらの花弁に似たピンクのガーター・ベルト。「買った翌日から洋服の下につけた。私の中身はピンク色に輝き、おなかは絶えずひとり笑いをした。とくにトイレへ...
わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい (ちくま文庫)
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商品説明
思い切って買った、ひとひらの花弁に似たピンクのガーター・ベルト。「買った翌日から洋服の下につけた。私の中身はピンク色に輝き、おなかは絶えずひとり笑いをした。とくにトイレへ行くときがたのしみである。ぱっとスカートをめくると、たちまちピンクの世界が開ける。おしっこまでピンク色に染まっているようであった」。たった一枚の下着による感動が、鴨居羊子の人生を変えた。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
一つの名前のなかに鴨と羊
2020/05/09 00:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
”一つの名前のなかに鴨と羊が同居する”というのは鴨居羊子さん自身が書いておられたことと記憶にある。
この本の中にあったかは定かでないが、自分がこの本を手に取った切っ掛けは
作者ご自身が書いておられる通り、この御名前のインパクトだった。
ペンネームでも無さそうだし、親御さんはどうして羊子と、お付けになられたのだろうと不思議だったが、
本の中身はその不思議さを軽々と忘れさせてくれるほど面白く、あっという間に引き込まれた。
書かれていることは仕事のことで、現実的なビジネスの話なのだが、
読後は、どこか遠い国の伝説を読んだような気になる。
こんな風に、生きた女性が確かにいたんだよと。
ずっと読み継がれていって欲しいと思う。
私が読んだ文庫本は作者が描かれた絵が表紙だったのだが
本の雰囲気に合っていたし、絵も沢山描かれているので
やっぱり作者の絵を表紙に使って欲しかったと思う。