紙の本
素敵な生き方…!
2021/07/12 21:52
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に読んで良かったです!
私は一人暮らしも家族以外の人との暮らしも経験したことがないですが、「結婚は違う気がする」とずっと思っていて…。でも結婚したくない!というわけではなく…。
(でも、そういうと全然違う意味で解釈されて、なぜか励まされることに密かに傷つくので、人に話すのはやめました…)
このエッセイを読んで、心から素敵だと感じましたし、同じような考え方をする方もきっと、少なからずいるのだろうと気持ちが楽になりました。
読んで良かったです!
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
気に合う女性二人で暮らしていてそこで起こるいろんなことが書かれていますが、とても面白くて素敵だなと感じました。
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友人同士でマンションを購入し、猫と暮らす2人の女性の話。『恋愛関係でも婚姻関係でもない他者との同居(ムールシェアともまた違う)』という形が、とても興味深く、羨ましくもあった。著者2人は、恐らく家族関係は安定しており、経済的に余裕があり、プライベート・友人関係も充実していると言う点ではかなり限られた人(平たく言うと、恵まれている)の話だな、と穿って見てしまったのも否めないが…。
でも、既存にはない新しい“パートナー”との暮らしの形を見せてくれた気がして、自分の未来の選択肢が増えたように思う。
あと、なにより猫たちがとてもかわいい。写真もとてもよい。
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親から与えられる圧力はかわしてもいいし、謎に他人が結婚の心配をしてくるのは無視してもいいし、家をローンを組んで買ったり、友達と恋愛の話をするよりも好きな漫画や映画の話をする方が楽しかったりしても良い。
この本がきっかけでもあり友人とルームシェアをして暮らすことになった。
わたしも一人で暮らすことのちょっとした不安とか疲れを感じていたけど、ルームシェアに対してちょっとした後ろめたさがあって、
でもこの本を読んだことによって、今はわくわくと、前向きさしかない。
自分の選択が一番最高。
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この暮らし方は、キャリアが充実してるイケてる2人だから自信を持ってできるんだよなあ…とやっかんでしまった。
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「生涯を約束し、結婚というしっかりした形で互いを縛る決断を下すのはもちろん美しいことだ。でも、たとえそうでなくても、ひとりの人生のある時期に互いの面倒を見て支え合える関係性があるとしたら、それはまた十分に温かいことではないか。」
というパートがとても美しいと感じました。
20代の学生で、私は、結婚や子育てにあまり憧れがないタイプなのですが、このW2C4の生き方に憧れと共感を感じて温かい気持ちになりました。
お2人の目線から交互に短いエピソードが語られていくのですが、おふたりとも、文章のテンポが良く、笑えるところもあってとても面白かったです。
ジェーンスーさん、堀井美香さんのPodcast「OVER THE SUN」が好きな方には特におすすめしたいです。
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分子式家族 新たで多様な家族の在り方
相手の姿を通して自分を見つめなおし、けんかの技術を磨き、互いに信頼できる存在であり続けるために努力する
友人同士だろうが、夫婦だろうが、仕事仲間だろうが、人が誰かとある程度近い距離で生きていくためには避けて通れない普遍的テーマ
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これは読んでおかなければ、似たような生活をわたしもしているのだしね!と思っていたところに本屋で遭遇。キム•ハナさんファン•ソヌさん、どちらの書く文章も軽快で読んでいてとてもたのしい(翻訳がすばらしい!!)。そして、生き方の多様性が生まれつつあるんだと確信できたことが嬉しい。わたしも日本で女ふたり、暮らしていますよ〜と伝えたい。
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性別に関係なく、一緒に暮らしたい人と暮らせたらいいな〜
と思いつつ、どんなに気が合うと思ってても、やっぱり性格も習慣も違うから喧嘩はするんだろうし、でもそれを乗り越えれば、違いが凸凹となってお互いを補い支え合えるようになるんだろうな
2人の暮らしぶりを双方の観点から知れて、面白かった
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将来こうなりたいと心の底から思った。結婚できなくても、こんなに明るくて楽しい未来があるなら捨てたもんじゃないね〜。
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一緒に暮らす人が友だちでもいいんだって肯定される作品。
ただ、きちんと仕事をしてお金を稼ぐ手段を持っていないとこの本のように生活は成立はしないです。
誰かにもたれかかるのはフェアじゃない。
あくまでも、平等な関係じゃないとこの生活はだめだし、友だちがいないと無理だから、みんながみんな手放しで楽しめるわけじゃないかなと再読して思ってしまった。
結婚がすべてじゃなく、単身の世帯はますます増えていくと思う。
誰かに頼ることというより法律がみんなに優しい世の中になればいいのにと思ってしまう。
好きな友だちが自分と同じように好きなってくれるかわからないし、1人でいるほうがずっといいって思う人もいる。
ワタシは傷つきたくないからわりとそう思ってしまう。
ただ、友だちでも恋人でも、夫婦じゃなくても一緒に生活をしていく可能性を楽しく悩ましく見せてもらった読書でした。
あと、4匹の猫がめちゃくちゃ可愛いです。
ネコとふたりの写真が載っていてじっくり見てしまいます。
そこも楽しめるポイントかも。
同じマンションに住む友だち夫婦とか近所に住んでいる人たちとの関係とか、ファン・ソヌの大量の服やどこにあるのか分からない本のこと、キム・ハナの徹底的な掃除のことなんかはとてもためになりました。
ワタシも掃除しなきゃ、本が積みあがってるから笑
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もはや一生のパートナーは、「夫婦」という形態以外でも存在する!尊敬できる気の合う誰かと一緒に暮らせたら、こんなに幸せなことはないと思えた。
阿佐ヶ谷姉妹のエッセイを思い出して、どちらも素敵なふたり暮らしだなと思った。
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何人かの友人の顔を浮かべながら読んだ。いつか誰かと一緒に暮らしたくなった時この本をさっと差し出し、共同生活プロポーズをしたい。
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一緒に生活することで、相手が自分とは全然違う人間だと分かるし、イコール、自分の普通は他人にとっての普通じゃないことを知るきっかけになったりする。
共同生活の難しさを教えてくれると共に、互いを理解すること、自分を省みることで、相手に歩み寄ることを面倒くさがったり諦めないで2人での生活を続けて行こうという2人の意思が伝わってきて、素晴らしいな、素敵だなと思いました。
なかなかここまでの相手を見つけるのは難しい気もするけど、新しい時代に新しい生き方を進んで行う2人に励まされた気分です。
「私たちはお婿さん」で、共同生活をする相手という意味では同じなのに、親から見て自分の子供の「嫁」であるか、「一緒に暮らす友人」であるかで、位置付けが全く変わるという内容に日本でも同じだろうなぁと思った。結婚によって親族内に勝手に一定の位置付けをさせられるのなんなんだろう。
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韓国ソウルで2人+4匹ぐらしをする女性ふたりの人気のエッセイ。
自分も著者同様、同性(ただし友人ではなくいちおう交際中のパートナーとして)と一緒に住んでいるのと、猫を飼っているということもあり、共感できる点がたくさんあった。
例えば、たびたび言及される、気が合う仲間からスタート→正反対な面が明らかになり衝突→そこからさらに関係を深めていく という流れ。
一緒に住んで生活を営む者どうしなら避けては通れない、面倒だけど尊いプロセスだ。
二人暮らしの様子を軽やかに綴りながらも、女性が遭遇する問題や家族関係の問題、婚姻関係にない者どうしの「生活同伴者」という関係の提起など、韓国の社会問題にも目を向けているのが良かった。そしてそうした社会の様相には日本とも似た点がたくさんあることがわかり、なんだか海の向こうで仲間を見つけたような気分になった。
ハナさん、ソヌさんとうちがひとつ違うのは、ご近所友達がいないこと。2人だけの関係ではなく「ご近所」や「地域」との繋がりってもっとあってもいいな…