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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/01/25
- 出版社: 東京書籍
- サイズ:19cm/477p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-487-81088-8
紙の本
読鉄全書 TRAIN MEMORIES 50
乗るたのしみ、鉄道でみつけたもの、旅と人生…。汽車への思いで満ちた作品集。室生犀星「急行列車」、若山牧水「みなかみ紀行」などの名作から、南伸坊、片岡義男らの書き下ろしまで...
読鉄全書 TRAIN MEMORIES 50
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商品説明
乗るたのしみ、鉄道でみつけたもの、旅と人生…。汽車への思いで満ちた作品集。室生犀星「急行列車」、若山牧水「みなかみ紀行」などの名作から、南伸坊、片岡義男らの書き下ろしまで、50編の鉄道の旅を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「撮鉄」「乗鉄」がいるなら「読鉄」がいてもいいじゃないか。 鉄道が関わる,あらゆる楽しさと感動がこの1冊に。名作と気鋭の書き下ろし41作による,初の「読鉄」読本。
【収録予定の一部】
沢木耕太郎(マレー鉄道)/宮脇俊三(上高地鉄道案)/五木寛之(信越本線)/内田百閒(房総西線)/阿川弘之・松本清張・関川夏央・古川ロッパ・竹島紀元・幸田文(東海道本線)/池内紀(日田彦山線)/若山牧水(信越本線)/上田廣/吉田健一(八高線)/伊丹十三(東海道新幹線)/深田久弥(北陸本線)/堀内敬三(北海道炭礦鉄道)/原武史(常磐線)/藤原新也(筑豊鉄道)/内山節(内房線)/片岡義男(中央線)/実相寺昭雄(名鉄線)/芥川龍之介(横須賀線)/谷川俊太郎/玉村豊男(奥羽本線)/今尾恵介/南伸坊(会津西線)/松本典久(シベリア鉄道)/沢野ひとし(中国・浜洲線)/土屋守(南アフリカ・ブルートレイン) など計41作品予定【商品解説】
収録作品一覧
過ぎゆくもの | 谷川俊太郎 著 | 12−13 |
---|---|---|
房総鼻眼鏡 | 内田百間 著 | 14−38 |
汽車は永遠に岡山に着かない | 関川夏央 著 | 39−61 |
著者紹介
池内 紀
- 略歴
- 〈池内紀〉1940年生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。著書に「ひとり旅は楽し」など。
〈松本典久〉1955年生まれ。鉄道関連の著作を生業とする。著書に「首都圏日帰り鉄道の旅」など。
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紙の本
鉄道マニアには鉄分不足か
2018/05/04 16:09
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道関連の名作と書き下ろし50編で構成された書籍である。明治時代に輸入された大型機関車の重音の汽笛が、気味が悪いと沿線住民から苦情が続出。当時の日本鉄道株式会社の列車課長が、単音の汽笛に改めた。この汽車課長は、純正調オルガンの発明者として世界音響学会の有名人。1990年代と思われるイギリスの鉄道では、ダイヤの乱れや運休は日常茶飯事、パブで一杯のご機嫌の運転手担当の列車は30分遅れで発車、その後、ほろ酔いで運転不能。その時の慇懃無礼な駅の案内放送など興味深いエピソードもあるが、鉄道マニアにとって、本書の内容は、鉄道に軽く触れられている名作が多く含まれており、いささか期待外れとなるように思われる。鉄分補給を目的とするならば、くしくもこの直後に同じ編集方針で出版された、ちくま文庫「鉄道エッセイコレクション」がお勧めである。