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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/08/30
- 出版社: 東京創元社
- サイズ:20cm/241p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-488-02792-6
読割 50
紙の本
帝都一の下宿屋
著者 三木笙子 (著)
小説家の湧水は、家事万能の大家・桃介の元を追い出されないよう我儘を封印して生活している。ある日、桃介と縁の深い店の悪い噂を聞いた湧水は、真相解明に乗り出し…。『ミステリー...
帝都一の下宿屋
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商品説明
小説家の湧水は、家事万能の大家・桃介の元を追い出されないよう我儘を封印して生活している。ある日、桃介と縁の深い店の悪い噂を聞いた湧水は、真相解明に乗り出し…。『ミステリーズ!』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
時は明治。銀座は南紺屋町に「静修館」という古いけれど居心地の良い下宿屋がある。若者が多く住むこの下宿屋を取り仕切る大家は、料理をはじめ家事万端を見事にこなす梨木桃介だ。その働きぶりの前では、小説家の仙道湧水も我が儘を封印し、居住まいを正して下宿している。しかし静修館にはなにかと謎が持ち込まれ、「先生なら助けてあげられるかもしれないね」という桃介の一言に湧水は奔走する羽目になるのだった。連作短編集。【商品解説】
収録作品一覧
永遠の市 | 5−64 | |
---|---|---|
障子張り替えの名手 | 65−127 | |
怪しの家 | 129−185 |
著者紹介
三木笙子
- 略歴
- 〈三木笙子〉1975年秋田県生まれ。「人魚は空に還る」でデビュー。他の著書に「クラーク巴里探偵録」「月世界紳士録」など。
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紙の本
帝都探偵絵図シリーズのスピンオフ
2019/06/27 12:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと作家名であのシリーズではとピンときて、裏表紙のあらすじで確認して購入。タイトル通り、あのシリーズと同じ下宿に住む別の人が主人公&探偵役の短編集。明治の風俗はさっぱりだけれど、とても面白い。装丁も良いよね。
下宿人全員集合&まさかの結末だった「怪しの家」も良いけど、担当との関係や高広との違いが分かる「妖怪白湯気」も捨てがたい。しかし同じ下宿の作家が事件を解決してると、帝都探偵絵図シリーズのあのキャラにバレたら大変なことになりそう…w
紙の本
良作
2020/06/28 18:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
意固地な小説家が探偵役。そんな彼が料理の腕はピカ一で人間ができた大家さんには頭が上がらないのがおかしい。
気に入ったのは「怪しの家」。
美しい女が宿る硯箱…なんと麗しい夢!
紙の本
雰囲気で読ませるミステリ
2018/10/27 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
話全体の雰囲気はなかなかいい感じだった。ミステリとしても日常系ながらきっちり謎解き要素は盛り込まれていていいと思う。ただ、登場人物の性格づけというか、描き方に若干物足りないところもあった。
あと、タイトルがいまひとつしっくりこない。主人公は小説家の湧水だろうし、謎を解くのも湧水だ。その湧水がやたらありがたがっているのが、おいしい料理を出す下宿屋の主の桃介ということだが、話とは直接的関係がない。もう少し作品全体を表すようなタイトルはなかったのかな、と思った。
紙の本
ミステリー
2018/10/02 06:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー要素が思ったよりも、しっかり書かれていたので、こんな感じの小説なんだなと読むまえといい意味で印象が違いました。