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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2022/04/25
- 出版社: 童心社
- サイズ:26×26cm/49p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-494-01248-0
紙の本
なきむしせいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語 (童心社の絵本)
著者 たじま ゆきひこ (作)
【講談社絵本賞(第54回)】1945年の沖縄。いつも泣いているので、みんなから「なちぶー」と呼ばれている少年「せいとく」は、母と妹の3人で、南へ逃げることになり…。平和を...
なきむしせいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語 (童心社の絵本)
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商品説明
【講談社絵本賞(第54回)】1945年の沖縄。いつも泣いているので、みんなから「なちぶー」と呼ばれている少年「せいとく」は、母と妹の3人で、南へ逃げることになり…。平和を願い、沖縄を見つめ続けてきた田島征彦が描く「沖縄戦」の絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
《沖縄に40年以上通い続けてきた著者が描く「沖縄戦」》
ここは1945年の沖縄。ぼくの名前は「せいとく」です。
いつも泣いているので、みんなから「なちぶー」とよばれています。
父に続き、兄も兵隊となり、ぼくは母と妹の3人で、南へ逃げることになりました。
===
絵本作家・田島征彦は、40年以上取材を重ね、これまでにも「沖縄の絵本」を描いてきました。
(『とんとんみーときじむなー』[1987年]『てっぽうをもったキジムナー』[1996年]『やんばるの少年』[2019年、いずれも童心社・刊])
本作では、長年の取材の集大成として、真っ正面から「沖縄戦」を描きます。
===
「悲惨な戦争を子どもたちに見せて怖がらせる絵本を創るのではない。平和の大切さを願う心を伝えるために、沖縄戦を絵本にする取り組みを続けているのだ」
田島征彦(「母のひろば」685号より)【商品解説】
著者紹介
たじま ゆきひこ
- 略歴
- 〈たじまゆきひこ〉1940年大阪府生まれ。「じごくのそうべえ」で絵本にっぽん賞、「ふしぎなともだち」で日本絵本賞大賞受賞。
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紙の本
少年の目から見た沖縄戦
2022/07/13 14:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
田島征彦さんが集大成としてまとめた絵本だと、新聞記事で知って購入。沖縄での痛ましい戦争のリアルを、少年の目線から描いてある。
絵本だが、文字数も多く、立派な読み物だ。
父の兄は兵隊に取られ、母と子供たちは移住を迫られる。戦争が激化してがまに逃げると、守ってくれるはずだった兵士たちに追い出され、砲弾の中を逃げ惑う。
九死に一生を得ても、苦しみや悲しみは戦後も続く。
幼い子供の語りに引き込まれ、戦争の不条理がまざまざと伝わる。