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機械製作法要論 (理工学講座)
機械を製作するのに必要な各種加工法の原理や要点を、短期の学習で通観できるようにまとめた、大学2、3年生用のテキスト。【「TRC MARC」の商品解説】 本書は,大学2〜3...
機械製作法要論 (理工学講座)
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商品説明
機械を製作するのに必要な各種加工法の原理や要点を、短期の学習で通観できるようにまとめた、大学2、3年生用のテキスト。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は,大学2〜3年次程度の学生,工業短期大学および工業高専の学生を対象として書かれた入門書である。機械を製作するために必要な各種加工法の原理から自動化,システム化までの要点を短期の学習で学べるようにした。各章末に演習問題を配し,巻末に詳しい解答をつけた。【商品解説】
目次
- 第1章 機械材料
- 1.1 鋼・鋳鋼
- 1.2 鋳鉄
- 1.3 非鉄金属
- 1.4 非金属
- 演習問題
- 参考文献
- 第2章 鋳造
- 2.1 鋳造の必要性と弱点
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機械を製作するために必要な各種加工の原理,要点を記述した教科書であり入門書
2000/10/13 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:相良 岩男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
機械を作るには基本となる“機械のつくり方”を学ぶ必要がある。しかし,産業の急速な展開により,機械技術の応用範囲は非常に多岐にわたってきた。当然,勉強すべき基礎分野も広くなる。
この広い分野について“機械のつくり方”,機械工作法を初心者に教育し,理解してもらうことには膨大な時間が必要となってきた。短時間に理解してもらう目的で,この広範囲の機械工作法の内容を単に圧縮すれば,理解のための説明ではなく単なる工具と加工機械とそれらの動かし方のカタログ的羅列となりやすい。その二律背反を克服するため,この著者は内容を見直し,重点的な物作りの原点となる内容を,本質的な重要事項と物理として興味のある点を中心にして絞って編集した。これが大きな特徴となっている。次のような内容が記述されている。
第1章は機械材料で,機械制作で基本材料となる鋼・鋳鋼,鋳鉄,非鉄金属,非金属などの物性的な性質,第2章は鋳造で,鋳造強度や精度を中心に砂型鋳造,金型鋳造,特殊な鋳造法,プラスチックの成形など,第3章は塑性加工で,力学的な理解を得るために力学の基礎,圧延加工,鋳造加工,押し出し加工,プレス加工,せん断加工,転造加工など,第4章は溶接と溶着で,溶接加工, 圧接加工,ろう接加工,接着剤による接合加工など,第5章は切削加工で,物性的な視点から切削加工の諸現象,形削り加工,平削り加工,旋削加工,フライス切削加工,穴あけ加工,穴ぐり加工,歯車の切削加工など,第6章は研削加工・砥粒加工で,母性原理と浮動原理を基にした両者の違いの解析,研削砥石・砥粒,研削の諸現象,平面研削加工,円筒研削加工,心無研削加工,曲面の研削加工,ホーニング,遊離砥粒加工など,第7章は特殊加工で,今まで述べた慣用加工法で対処できない加工に対しての放電加工,電解加工,電解研削,エネルギー・ビーム加工,超微粒加工など,第8章は自動化・システム化で,機械加工の合理化を目指した数値制御加工,加工システム,生産システムなど,である。
本書は,非常に基礎を重視して編集してあり,機械を学ぶ大学・短大・高専の学生や初心者向けの最適な書籍であり教科書となるであろう。
(C) ブックレビュー社 2000