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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.5
  • 出版社: 日本経済新聞出版社
  • サイズ:20cm/533p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-532-16743-1

紙の本

内訟録 細川護煕総理大臣日記

著者 細川 護煕 (著),伊集院 敦 (構成)

「泥をかぶってでもやり抜く!」 一国のリーダーとしての“信念”と“苦悩”とは。細川護煕元首相が記した1993年8月から94年4月までの在任中の日記を公開。インタビュー、解...

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内訟録 細川護煕総理大臣日記

税込 2,750 25pt

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商品説明

「泥をかぶってでもやり抜く!」 一国のリーダーとしての“信念”と“苦悩”とは。細川護煕元首相が記した1993年8月から94年4月までの在任中の日記を公開。インタビュー、解説も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

細川 護煕

略歴
〈細川護煕〉1938年生まれ。上智大学法学部卒。新聞記者、熊本県知事を経て、第79代内閣総理大臣を務めた。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

評価内訳

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紙の本

私には嫌いな政治家が沢山いる。一番嫌いな政治家は鳩山由紀夫(黒丸急下降中!笑)。次に嫌いな政治家が武村正義。三番目に大嫌いな政治家が本書の著者・細川護煕だ。最初に結論を言おう。本書を読んで武村正義のことは「ますます嫌いになった!」が、細川護煕のことは少し好きになった。見直した。

2010/09/27 21:23

12人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

失われた10年と揶揄される1990年代だが、日本社会では「よりよい社会を作る為の改革」は着実に進行している。なかでも最大の改革であり成果が政治制度改革であろう。政治制度改革とは戦後の日本を特徴づけた中選挙区制を廃して競争原理がより厳しく働く小選挙区制を導入し、政治に競争原理を導入し政治家に緊張感を持たせつつ、激変する国際環境に対応できるダイナミックな政権交代・政策変更が可能になるようにしたものである。この狙いは的中し、戦後政権の座に居続けることだけがその機能であるとまで馬鹿にされるようになった自民党を政権の座から引きずり降ろし、民主党を政権の座につけることに成功する。

細川護煕が首相の座にあったのは1年に満たないが、彼が在任中為した唯一にして最大の改革が、この政治改革であり、その改革の一部始終に関する生々しい記録こそが、本書の最大の読みどころであり見せ場であると言って良い。ひょんなことから首相の座に就いた細川護煕。それまで首相の座を目指す用意もなければ覚悟もなかった人物が、小沢一郎という戦後日本が生みだした鬼胎ともいうべき男の思いつきで、ある日突然首相になるのだから当人が焦ること焦ること。そのあたりの狼狽ぶりとヤッツケとも言える細川の「にわか首相」ぶりも本書の読みどころのひとつである。首相に就任してからリチャード・ニクソンが書いた「指導者たち」を読んで要所に線を引いたりしながら指導者論について沈思黙考している様は、滑稽を通り越して悲しくなる風景だ。権力を目指すものは、この程度の指導者論は10代から読む漁り、30代になることには地上に存在するすべての指導者論を読了し、自分なりの「あるべき指導者の姿」を固めていなければならない。オスマン帝国を築いたメフメト二世なんかはそういう人間だった。この辺り、細川という人間が、そもそも政治に向いていないんじゃないかという不安を覚えさせるのである。

政治改革断行といっても、改革は決して一直線に粛々と決まったわけではない。そもそもがリクルート事件に端を発して露見した政界の腐敗(構造汚職)が、自民党の幹部(後藤田正晴ら)に「日本政治の制度疲労は限界に来ている」と思わせ、彼らをして改革を決意させたことがことの始まりだった。中選挙区制の本質は「慣れ合い」である。政治は与党と野党が政権の座を目指して競いあうことから緊張感が生まれ、より良い成果が生まれる仕組なのだが、野党が初めから政権奪取を諦めて、降り賃ばかりを強請る腐れ政党として開き直ると、政治から緊張感が無くなりとめどない腐敗が始まる(日本社会党の最大の仕事は自民党から政治資金を恵んでもらうことだったというのだから恐れ入る)。野党が腐ると与党も腐る。中選挙区の標準は5人の選挙区で3人が自民党、1人が社会党、1人が公明党という配分だったわけだが、これだと「自民党の敵は自民党」となる。同じ自民党の候補だから政策に大した違いはない。政策に違いのない候補者同士が競い合うとどういうことになるか。とめどない腐敗、利益団体との癒着と利益還元が始まるのである。こうしてある自民党の候補は土建屋の走狗。ある自民党の候補は農業団体の手先。ある自民党団体の候補は医師会の代弁者と、本来、その声を反映すべき政治に国民=消費者の声は全く届かず、もっぱら業界団体、生産者団体の声ばかりが反映される歪な構造が出来上がる。政治は業界団体による談合を奨励し、消費者に高いものを売り付けて生産者に超過利潤をあげさせ、その中から政治家に政治資金を還流させる「国家丸ごと構造汚職」の仕組みを田中角栄が完成させるのである。この仕組みは日本が取るに足らない中進国で、アメリカをはじめとする世界の主要国から「お目こぼし」にあっているうちはうまく機能した。損するのは日本人消費者だけで、消費者は政治的には無きに等しい存在だったから、これで良かったのである。ところが日本の経済が大成功し、世界中の国と貿易摩擦を起こすようになると、この仕組みは機能しなくなった。

もちろん自民党の中にも抵抗勢力はいた。野中広務らがその筆頭だが、面白いのは、後に日本政治史に消そうにも消せない偉大な足跡を残した天才政治家小泉純一郎も政治改革に反対する急先鋒だったことだ。この辺りが天才政治家の天才たる所以で、まさか小泉本人も10年後には小選挙区制のメリットをフルに活用して偉大なる郵政改革を断行することになろうとは、このときは知る由もなかったろう。

政治は、よくラグビーボールに例えられる。如何に素晴らしい政策でも、それが原案通りまっすぐに国会を通過することはまずない。どっちに転ぶかわからないのが政治なのだ。本書を見ても政治改革が二転三転して今の姿に、それこそ「皮一枚」の差で決まったことが分かる。小選挙区制の導入に反対だった日本社会党が、周囲の空気を読めず、強く出すぎて孤立し、最後は原案よりも社会党に更に不利なものを飲まされる過程は、読んでいて痛快でさえある。

本書のもう一つの読ませどころは武村正義という政治家が、官房長官という内閣の要職にありながら、如何に細川首相を無視しコケにし、自分勝手にふるまって連立内閣の寿命を更に短くしたかというその行状である。官房長官の職務は首相の女房役であり、内閣と党の接着剤である。法案の大半は内閣が国会に提出するもので、これを通すには党の了解がいる。この根回し一切を差配するのが内閣官房長官なのだ。それがどうだ。この武村は首相の女房役という分際を離れ、あたかも自分が総理大臣であるかのごとく振る舞い、閣議等で出た話をどんどん「自らのパイプ」を通じて野党たる自民党に漏らす。武村は小沢一郎の政治手法も政策も大嫌いで、小沢が唱える政策に反対なのは良いとして、実行力のある小沢の政策を潰す為、意図的に自民党やマスコミに官房長官しか知り得ない情報をリークし、連立政権が進める政策を潰したのである。こんな獅子身中の虫=武村の行状を知れば、小沢一郎でなくても「武村を切れ!」と叫びたくなる。武村は「小沢は危険だ」と触れまわり、自民党とつるんで自社さ政権へとなだれ込むが、最後は全員から見放され政治家としての生命を失う(同時期、武村は家庭も崩壊している)。

ただ、それでも気になるのは細川護煕という男の性癖だ。名門細川家の末裔を気取る細川だが、こ奴は二言目には自分が名門であることを自慢するのである。やれ先祖の残した句だの書画だのを枕頭においただのと、これ見よがしの先祖自慢。名門であることが自明だった父の細川護貞は、こんな自慢話なんかしなかった。細川家がどれくらい名宝をもってい「たか」なんて話はしなかった(大半は財産税として没収されるのを避けるため永青文庫に寄贈している)。細川護煕は、栄光学園(当時は今のような進学校ではなく、大船の山奥の僻地にある修道院みたいなところだった)を学業不振で放校され、学習院に流されている。大学も父や外祖父の近衛文麿のような京都大学ではなく上智大学だ。この辺りの屈折が、細川をして「俺をあんまり馬鹿にするなよ。俺は殿様の子孫なんだぞ」と言わせているのかもしれない。この点だけが、つくづく残念である。

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2011/01/05 23:47

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