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商品説明
ゴルファー歴45年以上の作家、伊集院静氏がこれまでにプレーした思い出深いゴルフコースの紹介をしながら、ゴルフを通じて、教えられたり、ふれあったことを綴ったエッセイ集。
スコットランドから、ハワイ、米国西海岸、米国東海岸、再びスコットランドへと、地球をぐるりと一周する行程で、ゴルファーの“聖地”と呼ばれる「セントアンドリュース・オールドコース」(スコットランド)、ジャック・ニクラウス設計による溶岩台地の地形を生かした「フアラライゴルフクラブ」(ハワイ)、全米一美しい谷間のコース「リビエラカントリークラブ」(米国西海岸)、アーノルド・パーマー設計のベイヒル・クラブ&ロッジ(米国東海岸)……などアマチュアゴルファー憧れの22の名コースを巡る旅でもある。
「ゴルフには、その人となりが出る。品性、品格と言ってもよい」と本文でも綴っているが、ときに人生訓に似ていなくもない珠玉の言葉がきらりと光る。
「美しいものは強靱である」
「逃げるな。挑め。ただし真っ直ぐにな」
「プレーを終えての時間に、真髄はある」……
ゴルファーだけではなく、多くの働く人たちの胸に響く文章が随所に顔をのぞかせる。
ゴルフカメラマンの第一人者、宮本卓氏撮影の全22コースの写真をカラーで収録、眼で、五感でぜひとも味わってもらいたいエッセイ集です。【商品解説】
目次
- 第一章 リンクスの魅力 スコットランド
- 第二章 クジラと溶岩が主役 ハワイ
- 第三章 その土地でしか誕生しない 米国西海岸
- 第四章 ゴルフコースの品格 米国東海岸
- 第五章 再びリンクスへ スコットランド
著者紹介
伊集院静
- 略歴
- 〈伊集院静〉1950年山口県生まれ。「乳房」で吉川英治文学新人賞、「受け月」で直木賞、「機関車先生」で柴田錬三郎賞を受賞。2016年、紫綬褒章を受章。
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