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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.10
  • 出版社: 白水社
  • サイズ:20cm/238p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-08096-2

紙の本

少女

著者 アンヌ・ヴィアゼムスキー (著),國分 俊宏 (訳)

小説か、実録か?まだあどけない女子高生が、老齢の監督に導かれるままに足を踏み入れた、眩いばかりの未知の世界。フランス映画界の伝説的女優が描く、傑作「バルタザールどこへ行く...

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少女

税込 2,640 24pt

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商品説明

小説か、実録か?まだあどけない女子高生が、老齢の監督に導かれるままに足を踏み入れた、眩いばかりの未知の世界。フランス映画界の伝説的女優が描く、傑作「バルタザールどこへ行く」の舞台裏。【「BOOK」データベースの商品解説】

平凡な高校生活を送っていた少女が、老齢の監督に導かれ足を踏み入れた、眩いばかりの未知の世界。フランス映画界の伝説的女優が、傑作「バルタザールどこへ行く」の舞台裏を描いた自伝的小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

アンヌ・ヴィアゼムスキー

略歴
〈アンヌ・ヴィアゼムスキー〉1947年生まれ。映画「バルタザールどこへいく」で女優デビュー。80年代までアンドレ・テシネなどの作品に出演し、その後、小説家に転向。アカデミー・フランセーズ小説大賞等受賞。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店大阪本店

 あのアンヌ・ヴィア...

ジュンク堂書店大阪本店さん

 あのアンヌ・ヴィアゼムスキーがブレッソンの「バルタザールどこへ行く」の撮影現場を小説仕立てで書いている!この幸福よ!
 本書に描かれるブレッソンのなんと魅力的かつ残酷な事か。あどけない女子高生を絶妙な手練手管で魅了し、望む通りの撮影を獲得する。彼の甘い言葉は蜘蛛の巣のように効果的に彼女を捕える。あくまで演技を排し自らの目指す《映画=シネマトグラフ》到達の為の彼の手段は興味深い。「田舎司祭の日記」「抵抗」「スリ」「ジャンヌ・ダルク裁判」「少女ムシェット」「ラルジャン」…。一つとして凡作の無い伝説的監督の創作の秘密を垣間見る喜びに震える。
 有名な「カイエ・デュ・シネマ」上でのゴダールとの激烈な論争も現場の一部が描写される。この後ゴダールと結婚し「中国女」「ウィークエンド」やジガ・ヴェルトフ集団時代のミューズだったアンヌ。吐き捨てるようなブレッソンの口調、あの「気狂いピエロ」の撮影中だった事実、何もかも映画的だ。
 彼女の本書に合わせた来日が楽しみだ。まずは本書並びに「シネマトグラフ覚書」を読むところからどうぞ。     大阪本店 D

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

単なるゴシップではない

2023/01/24 13:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

『バルタザールどこへ行く』の撮影模様などが描かれるヴィアゼムスキーの自伝的小説。巨匠ブレッソンも形無しであり、最後にゴダールも顔を覗かせる。暴露的といえばそうであるが、単なるゴシップなのではない。

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2010/10/25 21:50

投稿元:ブクログ

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2010/11/29 16:43

投稿元:ブクログ

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2012/01/04 18:23

投稿元:ブクログ

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