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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/05/01
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/235p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09058-9
読割 50
紙の本
海の乙女の惜しみなさ (エクス・リブリス)
広告代理店に長年勤務した初老の男の人生の瞬間の数々を自虐的ユーモアを交えて語る表題作など全5篇を収録した、「ジーザス・サン」に続く第2短篇集。「老い」と「死」の匂いが色濃...
海の乙女の惜しみなさ (エクス・リブリス)
海の乙女の惜しみなさ
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商品説明
広告代理店に長年勤務した初老の男の人生の瞬間の数々を自虐的ユーモアを交えて語る表題作など全5篇を収録した、「ジーザス・サン」に続く第2短篇集。「老い」と「死」の匂いが色濃く漂う遺作。【「TRC MARC」の商品解説】
どん底から救済を夢見る人々の姿
2017年に没した著者が死の直前に脱稿した、26年ぶりの短篇集。『ジーザス・サン』の流れを汲みつつ、どん底から救済を夢見る人々の姿を通して、アメリカ的精神のゆくえを冷徹に見つめる5篇を収録。
「海の乙女の惜しみなさ」
広告代理店に長年勤務した60代前半のビル・ウィットマンの人生の瞬間をめぐる断片的な物語。老境に差しかかった語り手にのしかかる「老い」と「死」という主題が全体を貫く。
「首絞めボブ」
1967年、主人公はささいな非行により刑務所に収監される。そこで目にしたのは、無秩序の寸前で保たれている秩序、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談だった。
「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」
詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークはエルヴィスに関する陰謀説を証明しようとしていた。
「老い」と「死」という主題と、老いつつある「アメリカ」そのものを視野に入れた描写が、どの短篇にも色濃く現われている。生前、「現在においてもっとも影響力のある作家」と呼ばれた著者の集大成と呼ぶにふさわしい作品。【商品解説】
収録作品一覧
海の乙女の惜しみなさ | 7−47 | |
---|---|---|
アイダホのスターライト | 49−92 | |
首絞めボブ | 93−115 |
著者紹介
デニス・ジョンソン
- 略歴
- 〈デニス・ジョンソン〉1949〜2017年。旧西ドイツ生まれ。「煙の樹」で全米図書賞を受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書にも選ばれた。他の著書に「ジーザス・サン」など。
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