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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/02
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/294,10p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09447-1
読割 50
紙の本
経済学の壁 教科書の「前提」を問う
著者 前田 裕之 (著)
新古典派、マルクス経済学、行動経済学、神経経済学などすべての学派を網羅した経済学案内。異端派を含め経済学の諸学説の源流や基本的な考え方を総ざらいし、本質を掘り下げ、経済学...
経済学の壁 教科書の「前提」を問う
経済学の壁:教科書の「前提」を問う
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商品説明
新古典派、マルクス経済学、行動経済学、神経経済学などすべての学派を網羅した経済学案内。異端派を含め経済学の諸学説の源流や基本的な考え方を総ざらいし、本質を掘り下げ、経済学との付き合い方を提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
学派の「壁」を越える、初めての知的冒険
現代経済学への批判が絶えない。日本の大学では、標準的な履修コース(ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学)が普及しているが、学生の間からは数式やグラフばかりで学習する意味を見出せないとの声をよく聞く。「経済学は役に立たない」と切り捨てるビジネスパーソンも少なくない。
経済学とはどんな学問で、根底にはどんな考え方があるのか? 経済学の「前提」をよく理解せずに教科書や入門書を手に取り、経済学を学ぶ意義が分からないまま、消化不良を起こしてしまう人が多いようだ。
そこで、本書では主流派と異端派の諸学説の原典や基本的な考え方を網羅し、経済学という学問の本質を掘り下げたうえで、経済学との付き合い方を提言する。
著者は日本経済新聞で、日本銀行や大蔵省をはじめとした経済官庁や銀行などさまざまな業界を取材する一方、岩井克人『経済学の宇宙』を手掛けるなど、ジャーナリズムとアカデミズムを自由に行き来してきた、経済論壇では稀有の存在だ。正統派と異端派の学派の壁を軽やかに飛び越え、一冊で経済学のすべてを描き切った渾身の経済学案内。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第Ⅰ章 経済学者の類型
- 一 経済学者とエコノミスト
- 二 ハード・アカデミズムかソフト・アカデミズムか
- 三 エコノミスト・マルクス?
- 第Ⅱ章 経済学とは何か
- 一 経済学の二つの「顔」
- 二 科学としての経済学
- 三 経済モデルという寓話
- 第Ⅲ章 ミクロ経済学の奔流
著者紹介
前田 裕之
- 略歴
- 〈前田裕之〉東京大学経済学部卒業。学習院大学客員研究員、川村学園女子大学非常勤講師。著書に「ドキュメント狙われた株式市場」「実録・銀行」など。
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