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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/09/28
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/370p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09509-6
- 国内送料無料
紙の本
オはオオタカのオ
【サミュエル・ジョンソン賞ノンフィクション部門(2014年)】【コスタ賞伝記部門&年間最優秀賞(2014年)】この鷹が、私を捕らえた−。幼い頃から鷹匠になる夢を抱いて育ち...
オはオオタカのオ
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商品説明
【サミュエル・ジョンソン賞ノンフィクション部門(2014年)】【コスタ賞伝記部門&年間最優秀賞(2014年)】この鷹が、私を捕らえた−。幼い頃から鷹匠になる夢を抱いて育ち、最愛の父の死を契機にオオタカを飼い始めた「私」。ケンブリッジの荒々しく美しい自然を舞台に、新たな自己と世界を見いだす鮮烈な回想記。【「TRC MARC」の商品解説】
野生との絆を結ぶ鮮烈なメモワール
幼い頃から鷹匠に憧れて育ち、最愛の父の死を契機にオオタカを飼い始めた「私」。ケンブリッジの荒々しくも美しい自然を舞台に、新たな自己と世界を見いだす鮮烈なメモワール。
2007年夏、「私」は雌のオオタカの幼鳥を自宅に迎え、「メイベル」と名づける。その飼育と調教を通じて思索を深めながら、父の死を乗り越えていくまでの1年余りのエピソードが30のユニークな章に綴られる。
オオタカと暮らし、戸外で飛ばす日々の営み、「私」の心の揺れ動き、その一瞬一瞬が生き生きと克明に語られる。鷹の生態をはじめ、周辺の気候や風景、動植物の描写はみずみずしく詩的で、とりわけ鷹狩りのシーンは息をのむ迫力である。
各章の随所に、英国の作家T・H・ホワイトの『オオタカ』と、彼の葛藤と矛盾に満ちた人生を「私」が語り直すような印象的なパラグラフが挿入される。半世紀近く前に生きた人物と作品に肉薄し、著者とホワイトの間には時代を超えた同志とも呼ぶべき関係が生まれ、感動を呼ぶ。
2014年度コスタ賞およびサミュエル・ジョンソン賞に輝き、各紙誌の年間ベストブックに選出、世界20か国で翻訳された、英米50万部超のベストセラー!【商品解説】
愛する父の突然の死。喪失のさなか「私」はオオタカを手に入れた――サミュエル・ジョンソン賞とコスタ賞に輝いた感動のメモワール。【本の内容】
著者紹介
ヘレン・マクドナルド
- 略歴
- 〈ヘレン・マクドナルド〉イギリスの作家、詩人、画家。ケンブリッジ大学科学史・科学哲学科で学ぶ。同大学特任研究員。
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紙の本
喪失と癒し
2023/05/28 14:06
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
オオタカは比喩ではなく、あのオオタカのことである。オオタカと向き合うことで自らの人生とも向き合っていくことになる。喪失と癒しとすると安っぽく響くが、切実な一冊となるだろう。