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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/01/29
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/349p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09532-4
- 国内送料無料
紙の本
私たちが姉妹だったころ
著者 カレン・ジョイ・ファウラー (著),矢倉尚子 (訳)
【PEN/フォークナー賞(2014年)】【カリフォルニア図書賞(2014年)】私はモンキーガールと呼ばれていた−。5歳の時に姉が姿を消し、大好きな兄も高校生で失踪。家族を...
私たちが姉妹だったころ
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商品説明
【PEN/フォークナー賞(2014年)】【カリフォルニア図書賞(2014年)】私はモンキーガールと呼ばれていた−。5歳の時に姉が姿を消し、大好きな兄も高校生で失踪。家族を失った心理学者の一家が、家族愛とは何なのかを問い、絆を取り戻そうとする、赦しの物語。【「TRC MARC」の商品解説】
2014年マン・ブッカー賞最終候補作
「あたしファーンがこわいの」幼い日の自分のひと言が、家族をばらばらにしたのだろうか――。
ローズマリーはカリフォルニア大学で学ぶ22歳。無口で他人とうまく付き合うことができない。かつては心理学者の父と主婦の母、兄と、双子にあたる姉ファーンのいる、おしゃべりな子だった。だが5歳の時に突然祖父母の家へ預けられ、帰ってみると姉の姿が消えていた。母親は部屋へ閉じこもり、父は酒に溺れる。大好きだった兄も問題児になり、高校生の時に失踪してしまう。ローズマリーがこの大学を選んだのは兄の手がかりを捜すためだった。
アメリカでは1930年代から60年代にかけて、動物を一般家庭に持ち込んだある衝撃的な研究が現実に行なわれ、一家もその被験者だった。この作品は特殊な状況を背景として、家族を失った一家が、家族愛とは何なのかを問い、絆を取り戻そうとする姿を描く。動物と人間、人間の記憶の不可思議さ、きょうだいの愛憎、親子関係の難しさ、友人関係の悩みやいじめ問題など、さまざまなテーマが、幾重にも伏線を張りめぐらして精緻に織り込まれた、愛の物語である。【商品解説】
著者紹介
カレン・ジョイ・ファウラー
- 略歴
- 〈カレン・ジョイ・ファウラー〉1950年インディアナ州生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒。著書に「ジェイン・オースティンの読書会」がある。
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