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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/09/24
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/219,5p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09581-2
- 国内送料無料
紙の本
不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか 滞在時間から滞在権へ
5年滞在すれば不法でなくなる? 世界的権威による現実主義的移民論。移民にアプローチするための読書案内、アメリカ移民法史年表とともに、井上彰、谷口功一、横濱竜也による座談会...
不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか 滞在時間から滞在権へ
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商品説明
5年滞在すれば不法でなくなる? 世界的権威による現実主義的移民論。移民にアプローチするための読書案内、アメリカ移民法史年表とともに、井上彰、谷口功一、横濱竜也による座談会「危機の時代の移民論」も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
最良の移民論入門
オバマ米大統領は、5年以上国内に滞在している不法移民に対して、犯罪歴がなく納税をしていることを条件に、合法的に労働できるよう大統領覚書を発した。これにより合法的地位を与えられた不法移民は500万人に上る。そして、新大統領トランプの「長城」建設構想はじめ反移民政策はもちろん、この覚書を標的にしたものである。
現在、1100万に上ると言われる不法移民は、アメリカにおける深刻な政治・社会問題となっており、この膨大な不法移民をどうするかは、文字通り国論を二分している。
本書は、移民論の「古典」として内外で参照される1冊である。その主張は極めて明快で、5年以上滞在している不法移民には「滞在権」が付与されるべきだと説く。
著者自身はもともと開放国境論を主張して、移民正義論を打ち立てた世界的権威。移民問題の深刻化を背景に本書の刊行に踏み切った。
日本でも移民は焦点として浮上しつつある。本書は、日本の読者向けに移民にアプローチするための読書案内、アメリカ移民法史年表とともに、井上彰、谷口功一、横濱竜也各氏による座談会「危機の時代の移民論」も付した。【商品解説】
オバマ政権からトランプ政権にかけて問題であり続ける移民論の参照軸となっている記念碑的論考【本の内容】
著者紹介
ジョセフ・カレンズ
- 略歴
- 〈ジョセフ・カレンズ〉イェール大学で博士号取得。トロント大学政治科学教授。移民正義論における「開放国境論」の主唱者として知られる。
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