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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/08/05
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/144p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09783-0
読割 50
紙の本
挫波/敦賀 未練の幽霊と怪物
著者 岡田利規 (著)
【読売文学賞戯曲・シナリオ賞(第72回)】【鶴屋南北戯曲賞(第25回)】岡田利規によるコンテンポラリー能楽集。天才建築家ザハ・ハディドと高速増殖炉もんじゅについて謡う「未...
挫波/敦賀 未練の幽霊と怪物
未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀
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商品説明
【読売文学賞戯曲・シナリオ賞(第72回)】【鶴屋南北戯曲賞(第25回)】岡田利規によるコンテンポラリー能楽集。天才建築家ザハ・ハディドと高速増殖炉もんじゅについて謡う「未練の幽霊と怪物」などを収録する。上演許可申請書付き。【「TRC MARC」の商品解説】
夢を幻視する「レクイエム」
「能はアレルゲンフリーの演劇だと、わたしは思っている。それだから、わたしは能に惹かれている。」(本書「前口上」より)
能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇――岡田利規による「能楽集」の全貌が、ついに明らかに!
東京オリンピック2020招致のため、2012年に新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家ザハ・ハディド。その圧倒的な造形のビジョンを白紙撤回され、その後ほどなく没した彼女をシテとして描く「挫波」。夢のエネルギー計画のため、1985年の着工以来一兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、一度も正式稼動することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅについて謡う「敦賀」。
表題作二曲のほか、夢幻能と間狂言に今日的なキャラクター(六本木駅に現れる金融トレーダーの幽霊、都庁前駅に現れるフェミニズムの幽霊、『ハムレット』のせりふを覚える舞台女優)を登場させ、資本主義に飲み込まれている現代日本の姿を描いた「NŌ THEATER」とともに、演劇論(「幽霊はアレルギー症状を引き起こさない」、「能は世界を刷新する」)を併録する。【商品解説】
収録作品一覧
幽霊はアレルギー症状を引き起こさない | 5−9 | |
---|---|---|
NŌ THEATER | ||
六本木 | 13−47 |
著者紹介
岡田利規
- 略歴
- 〈岡田利規〉1973年横浜市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。演劇作家、小説家。チェルフィッチュ主宰。著書に「わたしたちに許された特別な時間の終わり」など。
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