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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2014/01/23
- 出版社: 原書房
- サイズ:20cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-562-04982-0
紙の本
「最悪」の医療の歴史
ヒポクラテスの焼灼法、フリーマンのロボトミー手術…。古代から19世紀まで、多くの本物の医師が正しいと信じていた考え方や治療法を取り上げ、2000年にわたる医療の歴史を紹介...
「最悪」の医療の歴史
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商品説明
ヒポクラテスの焼灼法、フリーマンのロボトミー手術…。古代から19世紀まで、多くの本物の医師が正しいと信じていた考え方や治療法を取り上げ、2000年にわたる医療の歴史を紹介する。図版も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ネイサン・ベロフスキー
- 略歴
- 〈ネイサン・ベロフスキー〉ニューヨークの弁護士、作家。マサチューセッツ州ブランダイス大学政治学学士号およびニューヨークのカードーゾ・ロースクール法学学位取得。訴訟や法律に関する研究を専門とする。
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書店員レビュー
古代~近代に至るまでの色々な治療例
丸善 丸の内本店さん
本書には、古代~近代に至るまで実際に行われた色々な治療例が紹介されている。現在ではどれも信じられないような方法が真剣に用いられていたようだが、治療を受けた患者にとってはまさしく「最悪」な医療そのものだったのではないだろうか。
しかし、これは我々にとっても他人事ではない。
以前よりも診断基準、治療方法、倫理観は向上しているとはいっても、見直しは現在でも続いている。また、日常の診療の場においても実際に誤診などによる治療法の選択ミスもおきている。患者側にセカンド・オピニオンなどの選択肢はあっても軽度な症状であればあるほど実際にはなかなかできることではない。
不安を煽るようだが本書を読み歴史を振り返る事で、これまでの医療に対する考え方がかわるかもしれない。心配性の方はくれぐれも気をつけてお読み下さい。
(評者:丸善丸の内本店 理工・医学書担当 工藤誠也)