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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2000.10
- 出版社: 評論社
- サイズ:21cm/270p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-566-01289-1
紙の本
それぞれのかいだん (評論社の児童図書館・文学の部屋)
嵐の夜、不気味な屋敷で一夜をすごすことになった5人の少年少女。彼らはそれぞれ自分の抱える家族の問題を語り出す。悩みあがきながらも現実をしっかり見つめ、熱くクールに成長する...
それぞれのかいだん (評論社の児童図書館・文学の部屋)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:41,910円(381pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
嵐の夜、不気味な屋敷で一夜をすごすことになった5人の少年少女。彼らはそれぞれ自分の抱える家族の問題を語り出す。悩みあがきながらも現実をしっかり見つめ、熱くクールに成長する五人の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
不幸のバトンは渡さない
2000/11/28 14:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
校外研修に出かけたクローディア、コリン、ラルフ、ピクシー、ロボの5人は、なぜか 他の生徒たちと 別の車で現地に行くことになってしまいました。
班の違う5人には、同じ車にさせられる共通項はまったくありませんでした。
そして ひどい嵐に 見舞われ、不思議な屋敷で 一夜をすごすことになってしまいました。今では 廃屋になってしまっているようなこの屋敷の主人は ずいぶん前に亡くなったらしいのです。
偶然 主人の日記を見つけたことから 物語は二重構造で進んでいきます。
日記を繰るうち 5人は、それぞれの家族のことを順番に語り始めます。
5人は 親とクールに(決して冷たいという意味ではなく)つきあう方法を探しています。
家族の在り方、家族の形は どう あればいいのか。
親も子も問題を抱え、傷つき、答えを探しているのが 現代です。
5人いれば 5通りの親子関係があり、それぞれが、それぞれの階段を のぼるしかないのです。
あなたが、もしも 親との関係になやんでいたとしたら、この本はきっと あなたに 「あなたは あなたのままでOKよ。」とエールを、送ってくれることと思います。 一緒に不幸のバトンを 次の人に渡さない努力をほんのちょっとだけしてみませんか。
読了後 あなたは この5人が 同じ車に乗ることになった共通項に気づかされることでしょう。