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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/09/20
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:19cm/382p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-83108-4
読割 50
紙の本
桜風堂ものがたり (OFUDO stories)
著者 村山早紀 (著)
万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡を描いた長編小説。【「T...
桜風堂ものがたり (OFUDO stories)
桜風堂ものがたり
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商品説明
万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡を描いた長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】
万引き事件がきっかけで長年勤めた書店を辞めることになった一整。しかしある町で訪れた書店で彼に奇跡のような出会いが起こり……。【商品解説】
万引き事件がきっかけで長年勤めた書店を辞めることになった一整。しかしある町で訪れた書店で彼に奇跡のような出会いが起こり……。【本の内容】
収録作品一覧
朝の子猫 | 6−14 | |
---|---|---|
オウムとコーヒー | 15−57 | |
霧の中 | 58−106 |
著者紹介
村山早紀
- 略歴
- 〈村山早紀〉1963年長崎県生まれ。「ちいさいえりちゃん」で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。ほかの著書に「シェーラひめのぼうけん」「コンビニたそがれ堂」など。
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電子書籍
穏やかな
2017/04/30 16:07
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても静かで、でも人の力強さ、人の温かさ、人と人の繋がりの大切さを改めて感じた1冊です。
風景が目に浮かぶ…桜が満開に咲いてて心地よい風が吹いて…
辛い現状でも時が経てば過去になり…また人は誰かの為に頑張れる活力が湧く!
読み終わって暖かい気持ちになれました。
紙の本
不思議で、暖かくて
2017/11/15 23:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさおさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても不思議で、暖かい、素敵なお話でした。
ちょっと浮世離れしているようで、でもとてもリアリティなお話です。
ページをめくるたびに、涙が溢れてきました。涙が止まらなかったです。
この本と出会えてよかったと、読み終わったあとに思える本でした。
電子書籍
また本が読みたくなるは物語
2017/06/25 20:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふうこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を売るのが本当に大変と言われる現状で奮闘する書店員さんたちを取り巻く背景、情熱、人間模様がとても素敵でした。
そして、ページを繰るたびに一人一人の物語に涙していました。 それは決して悲しい涙ではありませんでした。
登場人物全員、(一匹と一羽も含めて)幸せを願わずにいられない素敵な作品でした。
私は、紙ではなく電子書籍で楽しんでしまいましたが……
でも近年目が悪くなり読書から遠のいていた私にとって、電子書籍は再び読書の楽しさを思い出させてくれた大切なものです。
この物語の続きを是非読みたいと強く願います。
そして、是非々々たくさんの人に読んでいただきたい物語です。
電子書籍
本屋さんの裏側とか興味深い。
2017/06/11 18:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんのお話なので、その裏側とか凄く興味深かったです。
本屋さん内の仕事とか版元とか取次店とか、一般利用者には絶対に分からない部分が詳細に描かれてます。
村山さんは児童書も多く書かれてるので表現がとってもわかりやすく、しかも非常に美しい。
桜風堂がある田舎の風景、花や光の美しさも短い文で適格。
キャラ其々に複雑な背景があるけど、スッキリ読めます。そして泣けます。
紙の本
本屋さんの奇跡
2017/06/11 18:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗書店と田舎の書店が奇跡を起こすリアルとファンタジーが同居するようなお話し。
青年書店員が挫折と失意を味わいながらも、自分に出来る事を精一杯やり、
人の為に頑張り、自分の居場所を見つけていくうちにある本をヒットさせていくきっかけをつくります。
主人公の気持ちが痛いほど伝わってきます。泣けます。
電子書籍
温かい物語です
2017/04/09 13:51
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フィン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めたとき失敗したかな、と思いました。なんだかちょっと重たいな…と。読み終わったときに、心がほっこりするようなホンを読みたいのに、と。
でも、途中からガゼン「ほっこり」路線に切り替わり、あとは怒濤のような感動の嵐!(笑)
実は、仕事に行き詰まっていて、すごくネガティブになっていました。自分が空回りしてる感じで。投げ出したくて、逃げることばかり考えてました。
勇気をもらいました。誠実であることを辞めてはいけないとおもいました。
本との出会いは不思議です。私を助けに来てくれる。この物語は、まさにそんな1冊でした。
紙の本
『桜風堂ものがたり』
2016/10/09 21:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
風早の街の銀河堂書店で文庫を担当する「宝探しの月原」こと月原一整
ある本を売り出そうとするが万引き事件がきっかけで店をやめることに
消沈のなかおとずれた地方の書店で出会ったのは...
「タカラモノヲサガシニ、イクンダヨ」
リアルにネットがほどよくブレンドされた極上の味わい
書店員と
本屋さんと
本を愛するすべての人に贈る死と再生と奇跡の物語
電子書籍
本を愛する全ての人に、読んでもらいたい物語。 そして、その感想を語り尽くし会いたい物語。
2023/05/06 07:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
釈迦は法華経。
キリストは聖書。
ムハンマドはコーランを残した。
人々を救うために紡がれた優れた教えも、優れた物語にした弟子達が活字に残すことによって、未来に受け継がれてきた。
学生時代の恩師が教えてくれた。
「大学で一番偉いのは誰か? 教授でも、学長でも、総長でも、創立者でもない。管理人さんだよ」
「例えば、新聞ならどうか。記者でも、カメラマンでも、社長でもない。配達の方々だよ」
この小説は、現場で身体と智慧をフルに毎日使い切る書店員さんたちの物語。
現場で汗を流し、知恵を絞り、本への愛情を注ぎ込んでくれることで、活字文化は継承されてきた。
「宝探しの月原」の異名を持つ、銀河堂書店の月原一整は、ある不幸な事件に巻き込まれ、天職とも言える書店員の職を辞してしまう。
心も身体も病みかけた一整は、ブログでのやり取りを続けていた桜風堂書店への小旅行に出かける。
小さな奇跡が織り成す、美しくて、優しくて、力強い物語。
本を愛する全ての人に、読んでもらいたい物語。
そして、その感想を語り尽くし会いたい物語。
紙の本
小さな奇跡が織り成す、美しくて、優しくて、力強い物語。 本を愛する全ての人に、読んでもらいたい物語。 そして、その感想を語り尽くし会いたい物語。
2023/04/16 19:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
釈迦は法華経。
キリストは聖書。
ムハンマドはコーランを残した。
人々を救うために紡がれた優れた教えも、優れた物語にした弟子達が活字に残すことによって、未来に受け継がれてきた。
学生時代の恩師が教えてくれた。
「大学で一番偉いのは誰か? 教授でも、学長でも、総長でも、創立者でもない。管理人さんだよ」
「例えば、新聞ならどうか。記者でも、カメラマンでも、社長でもない。配達の方々だよ」
この小説は、現場で身体と智慧をフルに毎日使い切る書店員さんたちの物語。
現場で汗を流し、知恵を絞り、本への愛情を注ぎ込んでくれることで、活字文化は継承されてきた。
「宝探しの月原」の異名を持つ、銀河堂書店の月原一整は、ある不幸な事件に巻き込まれ、天職とも言える書店員の職を辞してしまう。
心も身体も病みかけた一整は、ブログでのやり取りを続けていた桜風堂書店への小旅行に出かける。
小さな奇跡が織り成す、美しくて、優しくて、力強い物語。
本を愛する全ての人に、読んでもらいたい物語。
そして、その感想を語り尽くし会いたい物語。
電子書籍
自然と涙があふれてくる
2021/05/12 11:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みながら自然と涙が出てしまう本に久しぶりに出会いました。
本好きのすべての人に読んで欲しい、心温まる書店員の物語。
書店員たちの仕事ぶりがすごくよくわかる本で、実際に色々な本屋さんの店内を想像しながら読みました。
棚のディスプレイやPOPなど、書店員の方の「この本を売りたい」という想い。
ただ本を売るのではない。
毎日数えきれないほどの本が刊行されて、そして書店から消えていく。
そうやって埋もれてしまう前に書店員によって見つけ出される名作。
そうやって書店員に見いだされた本はなんと幸せなことか。
人と人との繋がり
人の優しさ
本を愛する気持ち
本を信じる気持ち
すべてが素敵で愛おしくて、この本を抱きしめたくなりました。
紙の本
美しい物語
2020/05/12 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Miale - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても美しい物語で、感動しました。僕は、本屋でたまたま見かけて購入したので、村山さんのことは知らないまま読んだのですが、この一作で、すっかりファンになってしまいました。これは、とてもあたたかく、読み終わったあとにほっこりとした気持ちになれる、素晴らしい小説だと思います。
紙の本
桜風堂ものがたり
2019/04/16 11:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UBA - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなことがあってほしい・・と、素直に思いました。
書店の裏側や置かれている現実の厳しさは、“ただ、本が好き”なだけの書店利用者の私に推し量れるものではありません。
それでも、本が好きな人達の愛情に溢れたこの物語は、同じように本が好きな人達の心に優しく響くと思います。
だから、本を愛する同志の皆さんに、この一冊をオススメします。
考えてみれば私にも、よく行く書店で “必ず最初に立ち寄る棚” があります。
あの棚を育てている書店員さんはどんな方かしら?・・と、なじみの棚の前に立つ楽しみもひとつ増えました。
電子書籍
読書好きには
2019/03/11 16:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんや図書館は宝島のように思うのだけど、その中から見つけ出す本を宝物と呼ぶ感覚はすごくわかる。そこから始まる物語とは、またおもしろそうでワクワクする。
紙の本
本を好きな人に読んでほしい物語
2017/02/24 12:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰にも気づかれないが魅力を持つすばらしい本を探し出す才能がある青年が、ある事件をきっかけに長年働いた本屋さんを離れることになります。
本当に売りたい本を、本屋さんで売り出すことが出来なくなった、失意の青年がとある過疎地域の本屋さんで偶然働き出すことで、奇跡のような出来事が起こり始めます。
彼が勤めていた本屋の人たちが、彼が愛して売り出そうとしていた本を、自分たちの出来る限りのことをして、彼の想いを引き継ぐ形で実現させていきます。
それにあわせ彼が新しく働き始めた本屋さんでも、彼の本や本屋に対する想いに応えるかのように、奇跡を思える出来事がおこりはじめます。
ひとつひとつの本に様々な創意工夫をして、読者に送り出そうとする本屋さんや出版者の人の想いが、温かく伝わってきます。物語に描かれる人物の心理や背景が手に取るようにやさしく描かれており、読んでいて、自分も売り場で本を売り出す気持ちになることができました。本が大好きな人には是非手にとって読んでほしい本です。
紙の本
後半のほのぼのに持っていかれました。
2017/12/25 22:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読の作家さんです。
わが家では子どもたちがコンビニたそがれ堂をかなり
気に入っており、ようやく私も読者の仲間入りができました。
期待通りの柔らかい作風でした。
著者紹介によると児童文学賞出身の方なので、
ほのぼの系が得意なのかもしれません。
この作品は一般文芸書です。
ルリユールという作品も聞き知っているのですが、
作者さんは本にまつわる作品を最近手掛けているようです。
書店員のバックヤード的な部分が描かれていて興味が湧く
作品でした。
前半に起こる事件は、作風に似合わずずいぶんえげつなく
書かれています。最近の風潮と言えますが、SNSがもたらした
冷酷な不寛容があちこちで発生しています。
作者はそんな社会にかなり怒っています。
ネットバッシングをしっかり書き過ぎていて違和感があります。
でもこれが現代と言われればその通りなので、読んでいて
苦しいです。
後半、桜風堂が登場するあたりから心安らぐ展開となります。
ぎすぎすした都会から、助け合いに支えられた山あいの
小さな集落への場面展開は分かり易すぎるのですが、
それでもこんな話を読みたかった自分に気がつきます。
きっと心のどこかが疲れているのです。
本屋大賞にノミネートされてかなり評判を呼んでいる作品です。
すさんでいる人がそれだけ多いのでしょう。
せめて小説のなかくらい温かく包まれたいというのも分かる
気がします。
本屋さんを舞台にした心の支え合いの物語です。
癒し系小説ですよ。