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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/05/19
- 出版社: 双葉社
- サイズ:19cm/363p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-575-24519-6
読割 50
紙の本
俺ではない炎上
著者 浅倉秋成 (著)
ある日突然、SNSで「女子大生殺害犯」に仕立てられた住宅会社営業部長の泰介。ほんの数時間にして日本中の人間が敵となり、必死の逃亡を続ける泰介が辿り着いた驚くべき真相とは…...
俺ではない炎上
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商品説明
ある日突然、SNSで「女子大生殺害犯」に仕立てられた住宅会社営業部長の泰介。ほんの数時間にして日本中の人間が敵となり、必死の逃亡を続ける泰介が辿り着いた驚くべき真相とは…。書き下ろしミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも。ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。【商品解説】
著者紹介
浅倉秋成
- 略歴
- 〈浅倉秋成〉1989年生まれ。「ノワール・レヴナント」で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。ほかの著書に「フラッガーの方程式」「六人の噓つきな大学生」など。
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紙の本
やられた感と内省に満たされる
2023/01/25 13:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になったのも納得の面白さだった。
「炎上」がテーマだけに、舞台となるのはネット。タイトルからして、そして登場人物も比較的若く、若者向けのライトミステリーに見せかけながら、そうではない。
現代的なツールを利用した犯罪小説ではあるが、ネットの落とし穴や罠を批判するものではない。目が離せない逃亡劇であり、ネット空間であまりにいい加減に発言する人々や、常に「自分は間違っていない」と自身を正当化していきている人間の姿を問う社会派?ミステリー作品でもあり、自己省察を迫られる。
猟奇的殺人犯に仕立て上げられ、「炎上」する主人公はどこにでもいそうな中年の会社員男性で、はからずも「炎上」に一役買って出るのは、意識高い系の大学生。
語り手を変えながら、進んでいく謎解きの結末は……。
犯人が分かったとき、納得する一方で、一瞬、「???」となる。
ああ、そういうことか、やられた!と、ページを戻って読み直してしまった。悔しい。
紙の本
面白かった!
2022/10/06 16:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者の思い込みや、決めつけをも利用した良質ミステリー。
めちゃめちゃ面白かったです!
読後感も爽やかで大満足!
紙の本
叙述の妙
2022/09/19 06:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッター上に現れた凶悪犯罪の画像。たまたま目にした者がリツイートし、拡散していく。
ツイッター主だろうと特定されたのは、SNSなど全くしていない中年の男性。
「俺ではない炎上」からどうやって逃げる?
後手に回る警察、勝手に制裁を加えようとする者たち。
追い込まれていく男性の心境と逃走劇、そして巧みに語られる外野の状況。
紙の本
おもしろい!
2023/04/30 20:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず装丁が格好良い。
序盤だけだとゴールデンスランバー的な疾走感ある逃亡物語かと思いきや、しっかりミスリードが仕込まれていて面白かった。途中でなんとなく犯人は予想したけれど、仕込まれてた違和感には終盤まで気付かず。
教訓も得られて良い。
紙の本
無実の主人公の逃亡劇
2023/03/23 09:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
無実の主人公の逃亡劇という設定の作品はこれまでにも多数ありましたが、追いかけるのが警察ではなく、SNSでの偽の発信に乗っかる一般人というのが「今」を象徴していますね。そんな「今」が舞台ながら主人公が自分の足で走って逃げるあたりの対比も見どころでした。最後はホロリとさせられます。
紙の本
俺ではない
2022/09/28 23:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SNSに写真付きの呟きが、それは殺人事件を示唆するものだった。ほんの少し影響力のある人によるリツイートが炎上し、即座に動いた特定班によって暴かれたのは「山縣泰介」職場、家、顔写真、全てを曝され、誰にも信じてもらえないまま逃亡。
最初の投稿からは二日間ほどの出来事、逃げる山縣のバイタリティーに感心しながら頁をめくるのが楽しかった。
次々と起こる殺人事件、暴走するSNS、ゾッとしながら読み進め事件解決までノンストップで読了。各パート毎の語りでは心情の吐露もあり考えさせられる。
読後、ある人物のパートを読み返して、時間軸、伏線回収もスッキリした。
電子書籍
あらためてネットって
2023/04/04 08:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッターってコワイと、真剣に思った作品です。殺人犯とまではいかなくても、○○の犯人、と名指しされることは、現代社会においてよくあるし……。殺人事件の容疑者として、山縣はネットにさらされますが、次々とどんでん返し。
電子書籍
トリック
2023/11/19 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SSST - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックが、分からなかったです。
でも、とても面白いとは思います
ぜひ読んで頂きたいとおもいます♪♪
紙の本
俺は悪くない!
2022/12/06 14:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり小説らしいとは言えない。
登場人物と筋が辻褄合わせが多く、動機も薄いのですんなり話に入っていけない。
SNSの炎上で犯人にされるのは確かに怖く、全てを否定されるような中傷も恐ろしい。
呟いている側も、表面的な情報だけで、感情的に決めつける傾向にある。
確かにSNS上の記事を読むと分かった気持ちになり、幅広く多角的に考えられないように思える。
この小説も同じような書き方に感じられる。
俺は(小説家)は悪くない!って叫ぶのかなあ・・
紙の本
微妙かな(ネタバレしてます。)
2022/11/24 19:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
(ネタバレです!)
終盤の種明かしで「舞台が10年前と現在を行きつ戻りつしていた」ということは分かりました。
そういう叙述トリックだったのだなって。
ただ、どの場面が10年前あるいは現在なのか、
分からない箇所が多すぎます!
伏線らしきものが結局どんな意味だったのか明かされないまま残されている点も気になります。
紙の本
筋が悪い
2023/01/08 11:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の展開も悪いんだけど、それ以上に、センスが悪いというか。
何もかもが薄っぺらい。
わざと過去と現在をごっちゃにして書いてるんだけど、
その書き方も、やっぱりセンスが無いという言い方しか浮かばないなあ。
電子書籍
炎上
2024/01/03 18:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんどんと追い込まれて行っていく感じがドキドキ、ハラハラして続きが気になってしまって、一気に読みました。