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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/09/27
- 出版社: 平凡社
- サイズ:19cm/383p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-582-47732-0
読割 50
紙の本
武田勝頼 試される戦国大名の「器量」 (中世から近世へ)
著者 丸島和洋 (著)
生き残りをかけて、信頼が問われた乱世。武田勝頼の「不運」とはいかなるものであったのか。出生から、家督相続、長篠合戦、甲相同盟崩壊、武田氏滅亡まで、勝頼の一生をたどりつつ、...
武田勝頼 試される戦国大名の「器量」 (中世から近世へ)
武田勝頼
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商品説明
生き残りをかけて、信頼が問われた乱世。武田勝頼の「不運」とはいかなるものであったのか。出生から、家督相続、長篠合戦、甲相同盟崩壊、武田氏滅亡まで、勝頼の一生をたどりつつ、戦国大名権力の社会的位置づけを論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第一章 勝頼の出生と高遠諏方氏相続
- 武田氏と諏方氏の同盟
- 諏方頼重の滅亡
- 高遠諏方頼継の反乱
- 信玄と乾福寺殿の結婚
- 高遠諏方頼継の動向
- 頼継の命日と高野山成慶院「供養帳」
- 勝頼による高遠諏方頼継の供養
- 高遠諏方「勝頼」の誕生
- 諏方勝頼の家臣
著者紹介
丸島和洋
- 略歴
- 〈丸島和洋〉1977年大阪府生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は戦国大名論。慶應義塾大学文学部非常勤講師。著書に「戦国大名武田氏の権力構造」など。
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紙の本
武田勝頼を知るのに格好の一冊
2023/03/11 15:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
武田勝頼を知るには格好の一冊ではないかと思います。
この本で、勝頼という人物の全体像を知って、
勝頼に対する印象が変わり、勝頼のことをすっかり見直しました。
個人的に高野山成慶院のことが、以前から気になっていたのですが、
この本を読んでその辺りのこともだいぶわかって助かりました。
他の方も書いておられたのですが、平山優氏の『武田氏滅亡』も
合わせて読むと、勝頼の姿がより立体的に感じられるようになる気がします。
紙の本
戦国大名とは?
2021/08/15 01:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
武田氏最期の当主、勝頼の生涯を追うことで、戦国大名とは何かを問う意欲作。戦国大名に求められたのは「軍事指揮者」としての能力であるが、その評価は必ずしも実力とは一致せず、「天下人」信長との違いも大きくない、という。戦国大名とは、戦国という時代が生んだ徒花ではないか、との読後感。
紙の本
天に愛されなかった名将
2020/09/06 22:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:司馬青史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
武田勝頼は実に不運な将だった。
戦の指揮は上手く、武将としては優秀だった。
バランス感覚があり、キメ細かく、新たな事も実行し、政治家としても優秀だった。
部下を信じ、仕事を任せる度量もあった。
勇猛果敢で、武人としても優秀。
人を惹きつける魅力もあった。
長篠や御館の乱での失敗もあったが、そこから学び、挽回する度胸も実力もあった。
ただ、運にだけは恵まれていなかった。
出自におけるハンデ、父・信玄の残した大き過ぎる負の遺産、金山の枯渇、乏しい経済力、有能で強大なライバルたち、自然災害…。
武田勝頼は運にだけは恵まれていなかった。
そんな不運にも負けず、その時その時に全力を尽くした、蒋・武田勝頼。
この本には、そんな勝頼の生きざまと魅力が溢れている。
もし、私が武田勝頼だったら、これほど強く、逞しく生きる事ができただろうか?
この本を読んで、武田勝頼の魅力と強さ、逞しさを多くの人に知って欲しい。
紙の本
新しい勝頼像を示しています
2020/05/24 12:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:信州人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、勝頼は再評価されていますが、その理由がよくわかる1冊です。平山優氏の「武田氏滅亡」とあわせて読まれることをお勧めします。
紙の本
武田勝頼 試される戦国大名の「器量」
2018/03/31 17:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
武田勝頼の生涯を史料をもとに記述されています。若干単発的な史料の組み合わせ等が読みづらく感じましたが、その前後の時代背景や出来事が沢山盛り込んであり面白く読ませていただきました。
歴史は戻すことは出来ませんが、諏訪家の血をひく武田勝頼にもう少し運が有れば良かったと感じました。