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楽市楽座はあったのか
著者 長澤伸樹 著
自由かつ平等な空間を実現する〈信長の専売特許〉政策とされてきた「楽市楽座令」。中世から近世の転換期に何をもたらし、何を残したのか。通史上の新しい位置づけを試みる。
楽市楽座はあったのか
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楽市楽座はあったのか (中世から近世へ)
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紙の本
楽市楽座とは
2020/11/15 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校の授業で習った楽市楽座とは全く違う内容で研究の進歩を感じた。単に楽市楽座といっても個々の事例により様々で統一的な政策というわけではなく江戸時代には存在が忘れ去られるようなものだったというのが面白かった
紙の本
高校日本史の教科書は学説の本流からから20年は遅れているのかも
2022/01/01 14:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「楽市・楽座」というものが、現在でいうところのフリーマーケットのようなものでは、もちろんなかったし、織田信長が始めた商業施策でも決してなかったということを再確認した。高校日本史の教科書は学説の本流からから20年は遅れているのかも
紙の本
常識が揺さぶられる
2021/09/21 18:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mt - この投稿者のレビュー一覧を見る
刺激的な一冊。「楽市楽座=信長」というイメージを廃し、織豊系以外の大名の「楽市」も考察する。大名ごとに様々な目的で出され、恣意的に運用される「楽市」は「自由な商取引」という言葉だけでは説明がつかず、また商人側も「諸役免除」に拘り、それが「楽市」に伴うものかどうかは重視しない。さらに衝撃は「楽座」で、それが役銭の減免を願う座側の申し出であり、「座の特権廃止」とは全く異なるということ。常識が揺さぶられるエッジの立った内容で、大変勉強になりました。