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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/12/18
  • 出版社: 平凡社
  • サイズ:20cm/189p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-582-82491-9

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紙の本

月経と犯罪 “生理”はどう語られてきたか

著者 田中ひかる (著)

月経は本当に犯罪の引き金となるのだろうか? 女優松井須磨子の自殺など大正時代の事例から、ロンブローゾ以来の「女性犯罪論」、最新の「医学的根拠」までを徹底検証し、「犯罪にお...

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月経と犯罪 “生理”はどう語られてきたか

税込 2,640 24pt

月経と犯罪

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商品説明

月経は本当に犯罪の引き金となるのだろうか? 女優松井須磨子の自殺など大正時代の事例から、ロンブローゾ以来の「女性犯罪論」、最新の「医学的根拠」までを徹底検証し、「犯罪における月経要因説」の信憑性に迫る。〔批評社 2006年刊の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】

「女は生理の時、カッとして頭にきて何をするのかわからない」――。
女性は生理があるから罪を犯す、と信じられていた時代があった。
その言葉の根拠を確かめ、信じられてきた理由を歴史的資料からひもとく。

〈目次〉
第1章 犯罪における月経要因説と「新しい女」たち
アナーキスト大杉栄を刺した「新しい女」神近市子/「変態性慾」研究の先駆者クラフト=エビング/月経時の芝居見物は精神疾患を招くのか/「タブー」から「富国強兵の礎」へ/女優松井須磨子――自殺現場に残された「一滴の美しい血」/渡辺淳一『女優』に描かれた須磨子の月経/松井須磨子、自殺の真相/与謝野晶子も襲われた「ある時期」の猛烈なヒステリー

第2章 女性犯罪論の起源
ロンブローゾ――売春婦は生まれながらの犯罪者/現行犯逮捕の八割以上が月経中?/明治の女子教育論――女子は健康で鈍なのがよい/日本初の女性犯罪論『犯罪論及女性犯人』/女性犯罪論の古典『婦人と犯罪』/「幻の名著」はなぜ生まれたのか/婦人問題論争と『婦人と犯罪』

第3章 猟奇犯罪の時代
猟奇的事件が多発した1920年代
女性犯罪の三要素――ヒステリー・痛覚の鈍麻・月経/『近代犯罪研究』――犯罪の影には女あり/女は「詐欺顔」/経血の害悪――植物は枯れ、金属は錆び、犬は発狂/放火は女の犯罪か/女の取り調べの際には四週間待て?/「性的関係」――大逆事件から万引きまで/「虚偽の強姦」多発の真相/男の「幻想」、女の「内面化」「利用」

第4章 生理休暇と精神鑑定
女性教員の「生理的故障」/「女工」たちの深刻な「母性破壊」/「職業婦人に生理休暇を!」/のちの首相片山哲「月経要因説」を語る/「生理休暇」をめぐる攻防/「生理休暇」取得率0.9%の背景/初経教育の質が、女性の人生を左右する/月経が必ず問われた精神鑑定/「婦人犯罪」へのアンチテーゼ
    
第5章 月経要因説の精神医学的解釈
魔女、悪女、毒婦、狐/「レズビアンのサド・マゾ」はホルモンの影響か/女子受刑者たちの犯罪時月経状態/初潮・無月経が犯行を決定づけるのか/月経周期の矛盾/はじめに月経不順あり/「謎の注射」を無視した精神鑑定/月経は「性的葛藤」を想起するか/月経時の女の仕事を信用しない女

第6章 月経要因説の心理学的解釈
「迷信」が月経時の犯罪を招くのか/『旧約聖書』や『コーラン』も忌み嫌った「血の穢れ」/なぜ女だけが「血の池地獄」に堕ちるのか/日本初の女性検事は女をどう見ていたか/「ネガティブな気分」はなぜ起こるのか/偽薬効果が意味するもの

第7章 「犯罪におけるPMS要因説」 
「月経前症候群」が「月経前不快気分障害」に改められた理由/毛深い女は犯罪者予備軍?

【商品解説】

著者紹介

田中ひかる

略歴
〈田中ひかる〉1970年東京都生まれ。博士(学術)。女性に関するテーマを中心に執筆・講演活動を行う。著書に「明治を生きた男装の女医」「生理用品の社会史」「「オバサン」はなぜ嫌われるか」など。

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評価内訳

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紙の本

つくられた「女性像」に気付く

2021/11/17 17:30

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

そういえば、女性のイライラは、すぐにヒステリーや生理と結びつけられて来たなと思う。
本書で著者が「つい最近まで日本では、女性が精神に変調を来しやすいのは「月経中」と信じられ、犯罪も「月経中」に多いとされてきた」ということにはうなずける。
そういう言説にあふれていたから。
でも実際にイライラしたり、不調になったりするのは、月経前。今では女性自身もPMSへの理解や認識が深まり、そんな言説に触れると首をかしげるだろう。
本書は、月経とヒステリーを結びつけて語られてきた過去を、実際の文献や記録、報道などから丁寧にたどり、ゆがめられた歴史を解きほぐしている。
あらためてステレオタイプな言説が、女性蔑視的なジェンダー観をつくり出し、強固なものになっていく過程を目の当たりにし、どんよりした気分になる。
女性自身も、そうした言説を疑わなかったりそんなもんだと思い込んだりして面もあるだろう。
論考であり、決して読みやすい本ではないが、これまでにない側面からジェンダーを考える良書だと思う。

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