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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/05/21
- 出版社: 平凡社
- サイズ:22cm/91p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-582-83869-5
紙の本
冥途
著者 内田 百閒 (著),金井田 英津子 (イラスト)
高い、大きな、暗い土手の下に、一ぜんめし屋があった。私はそこで、周囲の客たちの言葉を耳にして…。表題作をはじめとする6つの短篇を、作品の世界をさらに盛り上げる、金井田英津...
冥途
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商品説明
高い、大きな、暗い土手の下に、一ぜんめし屋があった。私はそこで、周囲の客たちの言葉を耳にして…。表題作をはじめとする6つの短篇を、作品の世界をさらに盛り上げる、金井田英津子による版画付きで収録する。〔長崎出版 2013年刊の新装復刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
いざ、百?のめくるめく夢幻世界へ。日本近代文学を詩情あふれる美しい版画で味わう「文学画本」が、新装版になって待望の復刊! 『猫町』『夢十夜』も同時刊行。【商品解説】
収録作品一覧
花火 | 5−14 | |
---|---|---|
尽頭子 | 17−34 | |
烏 | 37−44 |
著者紹介
内田 百閒
- 略歴
- 〈内田百間〉1889〜1971年。岡山県生まれ。東京大学独文科卒。小説家。随筆家。夏目漱石の門下となり「夏目漱石全集」の編集に従事した。著書に「百鬼園随筆」「阿房列車」「ノラや」など。
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紙の本
内田百間の『冥途』ではないのでご注意を.
2021/11/06 10:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Eternal Kaoru - この投稿者のレビュー一覧を見る
やたら高額ですが,内田百間先生(やむなく当て字を使用)の本来の『冥途』とは別ものです.正確には,原本を大幅に省略してヘンな版画を入れただけに過ぎません.それを『内田百間作 冥途』として売るのは正直どうかと思います(唐突ですが,近藤ようこの『夢十夜』はちゃんと漱石の「夢十夜」になっています.それとは比較対象になりません).本来の『冥途』はこんな安っぽいシロモノでははない.近代散文の最高傑作の一つです.これで『冥途』を読んだ気になる読者が出たら,その読者は大損することになります.平凡社ともあろうものがこんな本を出していいのか,他人ごとながら心配になります.この本の原本は今は亡き長崎出版.駄本を大量生産していた出版社です.平凡社がフォローするような本は出していなかったはずですが.