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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2021/02/26
  • 出版社: 法政大学出版局
  • サイズ:19cm/357,9p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-588-35235-5
  • 国内送料無料

紙の本

あるヴァイオリンの旅路 移民たちのヨーロッパ文化史

著者 フィリップ・ブローム (著),佐藤 正樹 (訳)

気候変動、戦争、疫病、経済変化、生きるために移民となりヨーロッパ文化を陰で支えた無名の人々…。偶然手に入れた無銘のヴァイオリンに愛着を感じた著者が、その来歴を探る旅を通し...

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あるヴァイオリンの旅路 移民たちのヨーロッパ文化史

税込 3,740 34pt

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商品説明

気候変動、戦争、疫病、経済変化、生きるために移民となりヨーロッパ文化を陰で支えた無名の人々…。偶然手に入れた無銘のヴァイオリンに愛着を感じた著者が、その来歴を探る旅を通してヨーロッパ300年の歴史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

偶然手に入れた無銘のヴァイオリンに愛着を感じた著者が、その来歴を探る旅を通してヨーロッパ300年の歴史を描く。気候変動、戦争、疫病、経済変化、器楽の発達、音楽史、文化史といった多面的歴史と、生きるために移民となりヨーロッパ文化を陰で支えた無名の人々の姿が、ひとつの楽器の中に浮かび上がる。推理小説のように展開する楽器の作者捜しの旅は、個人の記憶と壮大な歴史が絡み合い読者を迷宮に誘う。【商品解説】

目次

  • 一挺のヴァイオリン
  • I 出会い
  • II リュートのへぎ板
  • III デン・ハーグ
  • IV 解 読
  • V 亡霊のひしめく町
  • VI 死の舞踏
  • VII ごつごつした石の世界
  • VIII ミラノ
  • IX 六つの独奏曲

著者紹介

フィリップ・ブローム

略歴
〈フィリップ・ブローム〉1970年ハンブルク生まれ。歴史学博士。歴史家、作家、ジャーナリスト。グライム文学賞受賞。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.3

評価内訳

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紙の本

無銘のヴァイオリンにある世界規模のマーケットとヨーロッパ300年の歴史

2021/05/23 21:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

「偶然手に入れた無銘のヴァイオリンに愛着を感じた著者が、その来歴を探る旅」という商品解説が目に留まり読んだ。法政大学出版局という学術書専門の大学出版局が、ヴァイオリンをめぐるミステリーも出すのかと、興味もあった。しかし、「あるヴァイオリンの旅路」のタイトルに、副題として「移民たちのヨーロッパ文化史」とある。また、訳者によると、原著タイトルは「あるイタリア紀行-300年前にわたしのヴァイオリンを作った移民の足跡を訪ねて」である。著者のフィリップ・ブロームは、歴史学博士、作家、ジャーナリストであり、ヨーロッパのベストセラー作家の一人のようだ。
ブロームが本書を書くきっかけは、ある時手に入れたヴァイオリンが気に入り、今から300年前に製作されたものと推定する人物はどのような人物であったのか、という疑問に取りつかれたことにある。彼はそのヴァイオリンが幻のストラディヴァリかグァルネリであることを証明しようとしたのではない(カザルスのチェロを製作したゴフリラー製であり、名器ではある)。ブロームは、若い頃にプロ演奏家になろうとしたが、才能及ばす断念している。また、お気に入りのヴァイオリンが盗難にあうなど別れもあった。そのような経験から、生活が安定した今、新たに手にしたヴァイオリンを歴史研究者の視点で探索してみようと思ったのだろう。
ヴァイオリン名器を扱ったフィクションとしては、映画『レッド・ヴァイオリン』(1989カナダ)があった。イタリアの名工が製作した「紅いヴァイオリン」の魅力に心を奪われ、あるいは破滅していった多くの人々、そしてこのヴァイオリンの誕生の知られざる秘密、物語は、現代と過去とが時空を超えて交差しつつ、4世紀5つの国をまたいでヴァイオリンがたどってきた数奇な運命を解き明かしていくミステリー仕立ての映画。また、「アントニエッタ-愛の響き」(ジョン・ハーシー1993白水社)は、名工ストラディヴァリが晩年愛した女性のために製作した「アントニエッタ」が、300年にわたってモーツァルト、ベルリオーズ、そしてインサイダー取引に手を染めるウォール街富豪の手へと渡っていくフィクション。本書はこれらとは少し違う「自伝的文化史」である。
「わたしのヴァイオリンはなによりも、無数の糸が集合し交わる一つの物でもある-つまり音楽と楽器製作についての何世紀にもわたる鑑定と実験、樵と職人のための輸送路と流通経路、そして楽器が必要とされ演奏される社会、楽器が作られた世界、そういうものがその中に隠されている。」「たかが一挺のヴァイオリンというなかれ-小さいながらもこれは17世紀の地球規模の市場そのもの」なのである。
著者はこれまでの研究成果、気候変動(ヴァイオリン職人が生きた時代は、「小氷期」というヨーロッパ史上最も寒冷な気候が支配した苦難の時代であった)、戦争、ペストなどの疫病、経済と覇権国家の変化、器楽の発達、音楽史、文化史といった多面的歴史を総動員し、かつ、自身の過去、はたまた、鑑定業界、名器をめぐる過去のエピソードも交えて、自分の愛器を生み出した世界を再現している。全27章は300年の時空を超えた長い旅行記である。
探索は行き詰まった探索は材木の伐採年代が特定できたことで、著者が推理したヴェネツィアのヴァイオリン製造工房ゴフリラーにいたドイツ移民の「ハンス」が関わったことが明らかになる。一発逆転の展開は探偵小説のようだ。最後は工房近くにある聖使徒広場で著者がハンスのヴァイオリンを演奏して物語が終わるのも学術論文らしからぬ結末であった。そしてここから「ハンス」の長い旅が再び始まるのである。

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紙の本

ヴァイオリンそのもののの話というよりも・・・

2022/02/03 17:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヴァイオリンを所有する者なら自分の楽器についてあれこれ知りたいと思うのではないだろうか。
私の楽器はグァルネリと書かれたイタリア訛りのドイツ娘である。
この本は自分の楽器が、作られてからどのような経緯で今に至るのか、というよりも、作った職人はどこの出身でどのような人生を送ったのか、を歴史的根拠に基づき想像していく時空旅行記といえようか。
有名な職人や有名な生産地の話ではないからヴァイオリン製作の歴史に興味がある人にとってはちょっと退屈だろう。
ヨーロッパにおける移民の話に興味が向く人にとっては面白い内容だろうが、それではこの本を手にする人がひどく限られてしまうから文化史と題したのかもしれない。
まぁ確かに話題は多岐にわたっているから文化史という副題は誇大でもない。

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