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正義のフロンティア 障碍者・外国人・動物という境界を越えて (サピエンティア)
ロールズが正義の主題から排除せざるをえなかった存在者たちを、さまざまな学問分野を横断しつつ、センを踏まえた独自の可能力アプローチによって包摂し、現代リベラリズムに一石を投...
正義のフロンティア 障碍者・外国人・動物という境界を越えて (サピエンティア)
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商品説明
ロールズが正義の主題から排除せざるをえなかった存在者たちを、さまざまな学問分野を横断しつつ、センを踏まえた独自の可能力アプローチによって包摂し、現代リベラリズムに一石を投じる。【「TRC MARC」の商品解説】
健常者/障碍者、国内の人/国外の人、人間/人間以外の動物は、これまでリベラリズムにおいて恣意的な境界によって分断され、差別的な扱いを受けてきた。本書は、ロールズが正義の主題から排除せざるをえなかった存在者を、政治哲学、法哲学、倫理学、国際開発論その他の分野を横断しつつ、センを踏まえた独自の可能力アプローチによって包摂し、現代リベラリズムに一石を投じる。【商品解説】
目次
- 序論
- 第1章 社会契約と正義の未解決の三つの問題
- 1 自然状態
- 2 未解決の三つの問題
- 3 ロールズと未解決の諸問題
- 4 自由かつ平等かつ別個独立
- 5 グロティウス、ホッブズ、ロック、ヒューム、カント
- 6 現代における契約主義の三つの形式
- 7 可能力アプローチ
- 8 可能力と契約主義
著者紹介
M.C.ヌスバウム
- 略歴
- 〈M.C.ヌスバウム〉1947年生まれ。ハーヴァード大学博士(Ph.D.)。シカゴ大学教授。世界開発経済研究所リサーチアドヴァイザー、「人間開発と可能力アプローチ学会」第2代会長を歴任。
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