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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/02/21
- 出版社: 毎日新聞出版
- サイズ:19cm/206p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-620-32467-8
読割 50
紙の本
母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題
著者 工藤 哲 (著)
離れて住む父や母の住まいが、なぜ「ごみ屋敷」に変わってしまうのか。その背景を探り、高齢者のセルフネグレクト(自己放任)の現状や行政の取り組み、課題を紹介する。『毎日新聞』...
母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題
母の家がごみ屋敷(毎日新聞出版)
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商品説明
離れて住む父や母の住まいが、なぜ「ごみ屋敷」に変わってしまうのか。その背景を探り、高齢者のセルフネグレクト(自己放任)の現状や行政の取り組み、課題を紹介する。『毎日新聞』掲載に追加取材を加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
老化による体力の低下や認知症、肉親や配偶者など最も身近な人を失った強いショックによる生活意欲の衰えなどから、身の回りのことができなくなる「セルフネグレクト(自己放任)」の高齢者が近年、増加している。「ネグレクト」とは、他者による世話の放棄・放任の意味で、「セルフネグレクト」は「自分自身による世話の放棄・放任」だ。高齢化や単身世帯化が進む中、セルフネグレクトの状態に陥る人は今後ますます増えていく可能性がある。だが、実態把握はまだ不十分で、定義も一部の専門家の間にとどまっている。本書は、毎日新聞本紙の「セルフネグレクト」を追うキャンペーン報道をもとに、追加取材で大幅加筆。セルフネグレクトの現場や行政の取り組みを紹介するとともに、事態の改善に向けた課題を探る。【商品解説】
目次
- 第1章 第1章 顕在化する「ごみ屋敷」~全国各地で伝えられる「ごみ屋敷」の数々=愛知県蟹江町/埼玉県行田市/愛知県豊田市/福島県郡山市/岐阜市 など
- 第2章 セルフネグレクトの現場から~格闘1年余、認知症の独居女性、施設へ。自治会・親族・市、対立も/夫と娘亡くした80代女性。遺品・ごみに埋もれ孤独感から片付けできず/支援を拒む母のことを誰にも相談できず、60代女性 など
- 第3章 行政の模索~東京都足立区/自治体の条例制定相次ぐ~京都、横浜/ごみ出し支援制度~所沢市 など
- 第4章 医療はセルフネグレクトを救えるか~ごみがたまった部屋から足が壊死(えし)した千葉県の高齢女性が救出された。診療のため訪れた医師が、家の中に入り異変に気づいたことをきっかけに役所や警察が介入し発覚。セルフネグレクトの早期発見や解決のために、医療や医師が果たす役割は大きい。
- 第5章 専門家に聞く~岸恵美子・東邦大学教授(公衆衛生看護学)/島崎陽子・東京都北区十条高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)長/特殊清掃・遺品整理の専門会社「まごのて」 佐々木久史社長/実家片づけアドバイザー 渡部亜矢氏/日本高齢者虐待防止学会理事長・弁護士 池田直樹氏
著者紹介
工藤 哲
- 略歴
- 〈工藤哲〉1976年青森県生まれ。毎日新聞社外信部記者。著書に「中国人の本音」など。
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0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こまこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこから線引きするかは人それぞれだろうが、誰の身にも迫りうる問題。個人の尊厳にも関わる複雑な問題で、解決は一筋縄ではいかないが、見て見ぬふりをすると危険でもある。多少なりと原因などを知っておくだけで、いろんな意味で備えになると思う。
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0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
離れた場所でひとり暮らしをしている、高齢の親のことが心配になります。地域の活動や自分の趣味を楽しんで、元気と若さを保つことがセルフネグレクト対策でしょうか。