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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/10/25
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/214,26p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-07853-1
- 国内送料無料
紙の本
いと高き貧しさ 修道院規則と生の形式
著者 ジョルジョ・アガンベン (著),上村 忠男 (訳),太田 綾子 (訳)
「貧しさ」が世界を変える−。物を所有せずに使用する。現代が思考すらできないでいる、法権利の外にある生を求めた聖フランチェスコら托鉢修道者に、大量消費社会を超える可能性を読...
いと高き貧しさ 修道院規則と生の形式
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商品説明
「貧しさ」が世界を変える−。物を所有せずに使用する。現代が思考すらできないでいる、法権利の外にある生を求めた聖フランチェスコら托鉢修道者に、大量消費社会を超える可能性を読む。【「TRC MARC」の商品解説】
もしも使用が所有と無関係で、法の外にある生活が可能だとしたら、どうだろう。世界的に注目を集めるイタリア人哲学者が清貧を貫いた修道者たちをホモ・サケル(法の外にある聖なる者)ととらえ、砂漠の聖者アントニオスからアウグスティヌス、アッシジのフランチェスコ、オッカムらの思想に、現代の大量消費社会を超える可能性を読む。異端裁判と背中合わせに生きた人々の言論に息をのむ。一番大事なことはイエスのような《貧しさ》であるとして所有権を拒否し、《生》の自立を求めた彼らの挑戦は、現代を生きる人々にも示唆に富んでいる。「ホモ・サケル」シリーズの一冊。【商品解説】
目次
- 序文I 規則と生 (1規則の誕生 2規則と法律 3俗世からの逃亡と創憲 閾) II 典礼と規則(1生の規則 2口伝と文書 3典礼のテクストとしての規則 閾) III〈生の形式〉(1生の発見 2法権利を放棄すること 3いと高き貧しさと使用 閾)註 人名索引 訳者解説「所有することなき使用」上村忠男 訳者あとがき
著者紹介
ジョルジョ・アガンベン
- 略歴
- 〈ジョルジョ・アガンベン〉1942年ローマ生まれ。ズヴィッツェラ・イタリアーナ大学メンドリジオ建築アカデミーで教える。著書に「到来する共同体」「残りの時」など。
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