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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/12/10
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/211p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08563-8
- 国内送料無料
紙の本
書簡の時代 ロラン・バルト晩年の肖像
著者 アントワーヌ・コンパニョン (著),中地 義和 (訳)
コレージュ・ド・フランス教授となった世界的文学研究者が、青年の自分に宛てられたロラン・バルトの手紙を読み返し、往時の師弟関係と友情を見つめなおす。名著「恋愛のディスクール...
書簡の時代 ロラン・バルト晩年の肖像
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商品説明
コレージュ・ド・フランス教授となった世界的文学研究者が、青年の自分に宛てられたロラン・バルトの手紙を読み返し、往時の師弟関係と友情を見つめなおす。名著「恋愛のディスクール・断章」「明るい部屋」誕生の貴重な証言。【「TRC MARC」の商品解説】
「もし私がこの本を『ロランと私』と名づけていたなら、思い上がりを犯してしまっていただろう。ロランは生前のプルーストと接したことがなかったので、『プルーストと私』と言っても傲慢にはならなかったが、私は生前の彼、ロランを知っていたので、無邪気に『ロランと私』とは言えない。
じつを言えば、肝心なのは自分を彼と比較することでも、彼に同一化することでもない。彼の死後三十五年経ったいま、これまでも頭のなかで、また夢のなかでよくしてきたように、われわれの友情を再考すること、その各段階をあらためてたどり直し、記憶を掘り起こし、彼から受けた恩恵を確認し、彼が与えてくれたものに感謝することが問題なのだ。
人は無理強いされないと、この種の吟味には取りかからない。あるできごとが生じて、そうせずには済まなくなるまで、抵抗しつづけるものだ。以下は、私のロラン探索の記録である。」
コレージュ・ド・フランス教授となった世界的文学研究者が、青年の自分に宛てられたバルトの手紙を読み返し、往時の師弟関係と友情を見つめなおす。名著『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』誕生の貴重な証言であり、「あのころ」をめぐる痛切な文学作品である。【商品解説】
著者紹介
アントワーヌ・コンパニョン
- 略歴
- 〈アントワーヌ・コンパニョン〉1950年ベルギー生まれ。コレージュ・ド・フランス教授、コロンビア大学教授を兼任。プルーストやモンテーニュなどに関する著書多数。著書に「近代芸術の五つのパラドックス」など。
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