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建設現場
著者 坂口恭平 (著)
もう崩壊しそうになっていて、崩壊が進んでいる。体が叫んでいる。体は一人で勝手に叫んでいて、こちらを向いても知らん顔をした−。未経験の幻視世界を言語でまざまざと体感させ、新...
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商品説明
もう崩壊しそうになっていて、崩壊が進んでいる。体が叫んでいる。体は一人で勝手に叫んでいて、こちらを向いても知らん顔をした−。未経験の幻視世界を言語でまざまざと体感させ、新しい次元をひらく書き下ろし長編。【「TRC MARC」の商品解説】
突然の崩壊だ。
これは小説なのか、それとも記録なのか。『独立国家のつくりかた』の異才が、未経験の幻視世界を言語でまざまざと体感させ、新しい次元をひらく書き下ろし長編。
「だから、最後に聞きます。これからはじまることを、あなたは知っていたのですか。それならば、なぜそれを止めようとしなかったのですか。なぜ、あなたはそのまま放置し、労働を続けたのですか。それは自分で理解していたのですか。それともあなたは自分自身であることを見失っていたのですか。」【商品解説】
著者紹介
坂口恭平
- 略歴
- 〈坂口恭平〉1978年熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、音楽家、画家。「幻年時代」で熊日出版文化賞受賞。他の著書に「0円ハウス」「TOKYO 0円ハウス0円生活」等。
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創造する力。
2020/03/25 14:32
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投稿者:nako - この投稿者のレビュー一覧を見る
湧き出る言葉に筆を任せて、イタコのようになって書いたような不思議な文章が心地良い。頭の中に浮かんだ情景は、誰も知らないのに、どこか寓話のような世界。主人公たちは何をスクラップアンドビルドしているのか。建設世界とはなんなのか。
物語を物語のまま追うのではなく、言葉が言葉以上の意味を持って進んでいくような新しい読書体験だった。