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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/08/12
- 出版社: みすず書房
- サイズ:20cm/323p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-622-08950-6
- 国内送料無料
紙の本
黒い皮膚・白い仮面 新装版
著者 フランツ・ファノン (著),海老坂武 (訳),加藤晴久 (訳)
黒い皮膚への偏見に身を貫かれた自らの生体験から、黒人と白人の関係を理解する試みを開始した著者。黒人が白人社会で出会う現実と心理を、精神分析学的なアプローチを含め、様々な側...
黒い皮膚・白い仮面 新装版
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商品説明
黒い皮膚への偏見に身を貫かれた自らの生体験から、黒人と白人の関係を理解する試みを開始した著者。黒人が白人社会で出会う現実と心理を、精神分析学的なアプローチを含め、様々な側面から描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「黒人の不幸は奴隷化されたということである。白人の不幸と非人間性はどこかで人間を殺してしまったということである。…黒人であるこの私の欲することはただひとつ。道具に人間を支配させてはならぬこと。人間による人間の、つまり他者による私の奴隷化が永遠に止むこと。…ニグロは存在しない。白人も同様に存在しない。」
精神科医、同時にフランス領マルチニック島に生まれたひとりの黒人として、ファノンは最初の著作である本書で、植民地出身の黒人が白人社会で出会う現実と心理を、精神分析学的なアプローチを含め、さまざまな側面からえぐり出してみせた。
他からの阻害があるとき、内面においても自己を阻害する黒人に向けて、そこからの解放を訴えたファノンの言葉は、彼自身の生を出発点として実践のただ中から発せられたものであるゆえに、読む者の心に迫る。【商品解説】
目次
- 序 (フランシス・ジャンソン)
- はじめに
- 1 黒人と言語
- 2 黒い皮膚の女と白人の男
- 3 黒い皮膚の男と白人の女
- 4 植民地原住民のいわゆる依存コンプレックスについて
- 5 黒人の生体験
- 6 ニグロと精神病理学
- 7 ニグロと認知
- 結論に代えて
著者紹介
フランツ・ファノン
- 略歴
- 〈フランツ・ファノン〉1925〜61年。フランス領マルチニック島生まれ。リヨン大学にて精神医学を専攻して学位を取得。病院の職を辞し、民族解放戦線に身を投じる。著書に「地に呪われたる者」など。
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