「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
東京に住む将司は、「イサのじちゃん」こと叔父の勇雄について調べるため、故郷の八戸に向かう。荒くれ者と思われていたイサの孤独と悔しさに自身を重ねた将司は…。表題作と「埋み火」を収録。『すばる』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
40代になりいよいよ東京での生活に行き詰まりを感じていた将司は、近ごろ頻繁に夢に出てくるようになった叔父の勇雄(イサ)について調べるため、地元八戸にむかった。どこにも居場所のなかった「荒くれ者」イサの孤独と悔しさに自身を重ね、さらに震災後の東北の悔しさをも身に乗り移らせた彼は、ついにイサとなって怒りを爆発させるのだった。──上々颱風の人気ヴォーカリスト、白崎映美を震撼させ、新たなバンド「東北6県ろ~るショー!!」をつくるきっかけとなった幻の作品、待望の書籍化!
目次
イサの氾濫
埋み火
あとがき【商品解説】
目次
- 目次
- イサの氾濫
- 埋み火
- あとがき
収録作品一覧
イサの氾濫 | 5−95 | |
---|---|---|
埋み火 | 97−150 |
著者紹介
木村 友祐
- 略歴
- 木村友祐(きむらゆうすけ)
1970年生まれ、青森県八戸市出身。著書に『海猫ツリーハウス』(集英社、2010年〔第33回すばる文学賞受賞作〕)、『聖地Cs』(新潮社、2014年〔第36回野間文芸新人賞候補作〕)がある。本書収録「イサの氾濫」は第25回三島由紀夫賞候補作(2012年)。2013年、フェスティバル/トーキョー13で初演された演劇プロジェクト「東京ヘテロトピア」(Port Bの高山明氏構成・演出)に参加、東京のアジア系住民の物語を執筆(現在もアプリとなって継続中)。管啓次郎氏の呼びかけで2014年よりはじまった「鉄犬ヘテロトピア文学賞」の選考委員もつとめる。"
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む