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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/02/01
- 出版社: 有斐閣
- サイズ:19cm/541,28p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-641-16515-1
- 国内送料無料
紙の本
経済史 いまを知り,未来を生きるために
著者 小野塚 知二 (著)
経済はなぜ成長するのか、人類はいかにして生存してきたのか、経済はいかに成長してきたのか。分業、市場、貨幣といった経済学の用語のみならず、権力、文化、共同体等人文科学の基本...
経済史 いまを知り,未来を生きるために
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商品説明
経済はなぜ成長するのか、人類はいかにして生存してきたのか、経済はいかに成長してきたのか。分業、市場、貨幣といった経済学の用語のみならず、権力、文化、共同体等人文科学の基本的な概念も用いて経済史を俯瞰する。【「TRC MARC」の商品解説】
経済はなぜ成長するのか? 人類はいかにして生存してきたのか? 経済はいかに成長してきたのか? これらの問いを入口として,近代前から,分業,市場,貨幣といった経済学の用語のみならず,権力,文化,共同体等人文科学の基本的な概念も用いて俯瞰する歴史。【商品解説】
経済はなぜ成長するのか? いかに成長してきたのか? これらの問を入口に、人文社会科学の基本的概念を用いて俯瞰する歴史。【本の内容】
目次
- 序章 経済史とは何か Ⅰ 導入──経済,社会,人間 1 経済成長と際限のない欲望/2 欲望充足の効率性と両義性 Ⅱ 前近代──欲望を制御する社会 3 総説:前近代と近現代/4 共同体と生産様式/5 前近代社会の持続可能性と停滞/6 前近代の市場,貨幣,資本 Ⅲ 近世──変容する社会と経済 7 総説:前近代から近代への移行/8 市場経済と資本主義/9 近世の市場と経済活動/10 近世の経済と国家/11 近世の経済規範/12 経済発展の型 Ⅳ 近代──欲望の充足を求める社会・経済 13 産業革命/14 資本主義の経済制度/15 国家と経済/16 自然と経済/17 家と経済/18 資本主義の世界体制 Ⅴ 現代──欲望の人為的維持 19 近代と現代/20 第一のグローバル経済と第一次大戦/21 第一次大戦後の経済/22 第二次世界大戦とその後の経済/23 第二のグローバル化の時代 終章 「現在」「未来」をどう生きるか
著者紹介
小野塚 知二
- 略歴
- 〈小野塚知二〉1957年生まれ。東京大学大学院経済学研究科教授。博士(経済学)。著書に「クラフト的規制の起源」など。
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紙の本
長く考えてきたことをできるだけ丁寧に著すことのすばらしさをあらためて感じさせてくれる著書
2018/05/02 10:45
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済史の入門書。難解な概念の独り歩きがない。話題が豊富で飽きさせない。経済はなぜ成長するのか?人類はいかにして生存してきたのか?経済はいかに成長してきたのか?これらの問いを入口として、近代前から、分業、市場、貨幣といった経済学の用語のみならず、権力、文化、共同体等人文科学の基本的な概念も用いて俯瞰する歴史。印象的な表紙が目印。書店さんで手にとって確かめてほしい。
紙の本
経済について深く考えさせてくれる一冊です。
2018/05/16 08:50
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちが知らず知らずに日常生活において様々な影響を受けている「経済」について再考させてくれる書です。なぜ、経済はこれまで発展し続けてきたのか?これからも発展し続けていくのか?といった基本的な問題を手掛かりに、近代から現代までの経済を再検討します。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい一冊です。
紙の本
視野の切り替え
2019/10/31 16:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の際限の無い欲望をどのように充足するか、コントロールするかという視点から、古代から現代、さらに将来の展望までを行う。生産性を高めすぎても社会を維持できないという観点からのピラミッド等の巨大建造物の建築やポトラッチについての考察は興味深かった。エネルギーの人類史と同様、人間を活動の主体という観察の客体として相対化しつつ、特に近代以降についてはマクロなシステムの観点からの考察もなされており、読み応えがあった