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商品説明
戦国時代末期、西洋文物とともに伝来したキリスト教。多くの武将が入信した動機とは何か。また厳しい戦国の世を生きぬく上でいかなる意味を持ったのか。統一権力に抑圧され、追放される過程から彼らの思いを読み解く。〔教育社 1977年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- はじめに/序章 キリシタン大名と農民/ザビエルと天皇(天皇にかけた期待/山口―西の京都)/豊後の王(府内の城/南蛮医学/入信の障害)/最初のキリシタン大名(横瀬浦開港/戦勝の守護神/信仰と祖先崇拝/福田沖の海戦)/京畿の武将たち(都の妖術師/高山飛騨守/奈良の大仏)/京都の南蛮寺(信長入京/高槻城下の復活祭/三層の南蛮堂)/信長と神父たち(右近苦境に立つ/ウルガン伴天連/教会領長崎/安土のセミナリオ)/服従の使節(ローマへの旅/淀川べりの住院)/九州平定の余波(黄金の寝台/フスタ船上の秀吉)/伴天連追放(天下のさわり/長崎防衛計画/聚楽第の伊東マンシヨ)/関ケ原前後(敗軍の将行長/家康の天下)/参考文献/関連年表/『キリシタン大名』を読む…五野井隆史
著者紹介
岡田 章雄
- 略歴
- 〈岡田章雄〉1908〜82年。群馬県生まれ。東京帝国大学文学部国史学科卒。東京大学史料編纂所教授、青山学院大学教授を歴任。著書に「キリシタン・バテレン」「天草時貞」など。
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紙の本
キリシタン大名
2017/03/22 17:21
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投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代に、大名・領主から家臣、領民に至るまで何故、彼らがキリスト教を受け入れたのか?大名・領主は単に南蛮貿易の利益を得るためにキリスト教の布教を認め、入信したのか?それなら何故、南蛮貿易に無縁の高山右近をはじめ、近畿の大名がキリスト教に入信したのか?そういった疑問に本書は具体例を引きながら、平易な文章で答えてくれる。荒木村重の謀反に接し織田信長がポルトガル人宣教師に依頼して高山右近を説得した事例を引きながら、宣教師が日本史に与えた影響にも言及しており面白く読ませてもらった。岩波文庫の「ヨーロッパ文化と日本文化」(ルイス・フロイス著)は著者が訳注をしており併せて読まれることをお勧めしたい。