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精神分析事典
●編集の意図 既存の海外の精神分析事典はいずれも特定の立場と学派に基づくだけに、それぞれ独自の視点が明らかでそれなりの深い含蓄があるが、 精神分析全体を展望するものとは...
精神分析事典
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商品説明
●編集の意図
既存の海外の精神分析事典はいずれも特定の立場と学派に基づくだけに、それぞれ独自の視点が明らかでそれなりの深い含蓄があるが、 精神分析全体を展望するものとは言い難い。 本事典は、 わが国の精神分析の輸入文化的な特質をも生かすことによって、 世界で最も幅広いしかも総合的な精神分析事典を意図 した。 わが国の精神分析研究もすでに戦後50年の積み重ねを経て、 各分野の主題や概念について、 日本精神分析学会を中心に膨大な知識の蓄積が行なわれ、 成熟を遂げた。 その成果を本事典の執筆者各位のご参加を得て集大成した。 (編集委員会)
●本書の特色
1.100年余の歴史をもつ精神分析の、古典と現代にわたる1,147項目の重要な知見を、学派、文化、言語に偏ることなく、厳しく精選し収録しています。
2.フロイトそのもの、フロイト学派、対象関係論、クライン学派、自己心理学、乳幼児研究、間主観的アプローチはもとより、力動精神医学、臨床心理学、乳幼児精神保健、児童・思春期精神医学、発達心理学、心身医学などの精神分析の応用領域に至るまで、わが国の第一人者たちによって、最新の成果や知見を駆使して執筆されました。
3.臨床理論を中心に、文化論や応用精神分析学も取り入れ、わが国の独創的概念や国際的貢献も幅広く収録されています。
4.巻末の参考文献は、著作者名のアルファベット順に整理されて、それだけで精神分析の文献の総覧として活用できます。
5.索引は和文事項、欧文事項、欧文人名の3種類に詳細に整理され、あらゆる分野からの使用に役立つように工夫されています。
中項目を中心に1147項目を収録、人名、和文、欧文索引を付した精神分析事典。歴史の各段階、英米仏各国のそれぞれの流れを幅広く展望し、明快で読みやすい日本語で記載する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小此木 啓吾
- 略歴
- 〈小此木啓吾〉東京国際大学・大学院臨床心理学研究科教授、慶応義塾大学環境情報学部客員教授。
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