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紙の本
解離新時代 脳科学、愛着、精神分析との融合
著者 岡野 憲一郎 (著)
解離性障害についての本格的な臨床を10年以上続けている著者が、近年の解離の理解が、一方では力動的な立場から、他方では脳科学的な立場からアプローチされるようになるに従って浮...
解離新時代 脳科学、愛着、精神分析との融合
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商品説明
解離性障害についての本格的な臨床を10年以上続けている著者が、近年の解離の理解が、一方では力動的な立場から、他方では脳科学的な立場からアプローチされるようになるに従って浮かび上がってきた、新たなる姿を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
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解離理解の現在
2015/10/03 05:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たい - この投稿者のレビュー一覧を見る
書籍名の通り、解離をめぐってのさまざまな角度からの論考がなされている。興味深く読むことができた。
欧米では解離とトラウマがセットになっているという理解があるとのこと。国による現象の頻度の差に由来するのか。トラウマが必須でなくとも、個人の解離しやすさというものは厳然と存在する気がするが。
特に対人関係学派の論の進め方が愛着トラウマと解離との関連を、解離一般に押し広げているあたり違和感がある。加えて解離をスプリットに置き換えて、さほど違和感なく読めてしまうあたりも言い換えのニュアンスを強く感じた。これらの点は本書において紹介に留まっているため、原典で確かめたいとも感じた。