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商品説明
生命の本質的一体性を看破し、それを〈全一性〉の思想として紡ぎ出した、ロシア最大の哲学者ソロヴィヨフ。彼につらなる、19世紀ロシア宗教思想家たちの、他者への共苦の精神を描き出し、現代の知のあり方への再考を促す。【「TRC MARC」の商品解説】
▼ソフィア=つながりの智恵。
個でありながら、全てに開かれ、全てと共にあるような人の在り方を願い続けたロシア最大の哲学者、ウラジーミル・セルゲーヴィチ・ソロヴィヨフ(1853-1900)。
生命の本質的一体性を看破し、それを〈全一性〉の思想として紡ぎ出した。
本書は、旧約の「ホクマー」に由来する「神の智恵=ソフィア」への独自の信仰を育んできたロシアにおいて、ソロヴィヨフが宗教哲学者として、その理念をいかに表現したか描き出す。また、ソロヴィヨフ以降の「ロシア・ソフィオロジー」の継承者たちにも目を向けつつ、〈具体的な総体〉を志向してきたロシアの精神性の一面を、著者自らソ連時代に見聞きしたロシア正教会等の姿をとおして紹介する。
19世紀末ロシアに輩出した宗教思想家たちの、他者への共苦の精神を描き出し、現代の知のあり方への再考をうながす、清新な一冊。【商品解説】
ロシア哲学の最高峰、「ソロヴィヨフ」を読む。
日本の思想家にも大きな影響を与えた、ロシア哲学の最高峰、ウラジーミル・ソロヴィヨフの「全一性の哲学」を論じる。同時代のドストエフスキーやトルストイらとの関係を辿りつつ、「ロシア的霊性」のあり方を明らかにする。【本の内容】
目次
- 第一章 ロシア的霊性
- 第二章 ソロヴィヨフ非分離の精神
- 第三章 「ソフィア」の理念とロシア・ソフィオロジー
- 第四章 ソロヴィヨフとトルストイ
- 第五章 全一的総合に向けて
著者紹介
谷 寿美
- 略歴
- 〈谷寿美〉慶應義塾大学文学部教授。倫理学、宗教哲学。博士(文学、慶應義塾大学)。著書に「ソロヴィヨフの哲学」など。
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