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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/05/21
- 出版社: 慶應義塾大学三田哲学会
- サイズ:18cm/104p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2605-2
紙の本
裁判員の判断の心理 心理学実験から迫る (慶應義塾大学三田哲学会叢書)
著者 伊東 裕司 (著)
裁判員制度が始まって約10年。一般人が人間を裁くことの難しさに対して、様々な議論・研究が行われてきた。実験心理学の実証データを用い、感情が判断に及ぼす影響を分析。裁判員裁...
裁判員の判断の心理 心理学実験から迫る (慶應義塾大学三田哲学会叢書)
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商品説明
裁判員制度が始まって約10年。一般人が人間を裁くことの難しさに対して、様々な議論・研究が行われてきた。実験心理学の実証データを用い、感情が判断に及ぼす影響を分析。裁判員裁判の問題点と改善の糸口を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
人の感情はどのように人を裁くのか?
心理学の実証データから、揺れ動く裁判員の心理を探る。
裁判員裁判が始まっておよそ一〇年。
法律家でない一般人が人間を裁くことの難しさに対して、
様々な議論や研究が行われてきた。
本書では実験心理学の実証データを用い、
感情が判断に及ぼす影響を分析。
裁判員裁判の問題点と改善の糸口を探る。
慶應義塾大学三田哲学会叢書
三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。
シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。
ラテン語で「未知の技法」を意味する。
単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。【商品解説】
心理学の視点から、現在の裁判員裁判における問題点を明らかにし、より公正な裁判にするための改善提案を試みる。裁判にはネガティブな感情を喚起する要素が多くあり、感情を制御しつつ合理的な判決を下すための制度整備は、今現在の裁判員裁判において急務である。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第一章 裁判員裁判における心理的問題
- 1 裁判員制度の概要
- 2 裁判員制度のQ&A――心理学の視点から
- 3 陪審制との比較から見た裁判員制度の問題点
- 4 感情が裁判員の有罪無罪判断に及ぼす影響
- 5 事実認定判断と量刑判断――手続二分論をめぐる議論
- 6 二重過程理論
著者紹介
伊東 裕司
- 略歴
- 1955年生。慶應義塾大学文学部教授。
1982年、慶應義塾大学大学院社会学研究科単位取得退学。博士(心理学)。専門は認知心理学(特に人間の記憶の研究)、司法心理学(特に目撃記憶の信頼性、裁判員の判断)。主な著書に『目撃供述・識別手続きに関するガイドライン』(共著、現代人文社、2005年)、『認知心理学を知る』(共編著、おうふう、2009年)、『記憶の心理学』(共著、放送大学教育振興会、2008年)ほか。
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