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俳句が伝える戦時下のロシア ロシアの市民、8人へのインタビュー
著者 馬場朝子(編)
ロシアに暮らす人たちは、「戦争」をどう語ったか。軍事侵攻、言論統制、他国からの制裁、予備役の動員・・・・・・、激化していく「戦争」の渦中で、ロシアに暮らす人たちは何を思い...
俳句が伝える戦時下のロシア ロシアの市民、8人へのインタビュー
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俳句が伝える戦時下のロシア ロシアの市民、8人へのインタビュー
商品説明
ロシアに暮らす人たちは、「戦争」をどう語ったか。
軍事侵攻、言論統制、他国からの制裁、予備役の動員・・・・・・、激化していく「戦争」の渦中で、ロシアに暮らす人たちは何を思い、どのように暮らしているのか、そしてこの「戦争」をどう見ているのか。2022年11月19日にNHK ETV特集で放映された「戦禍の中のHAIKU」で紹介しきれなかった、ロシアの俳人への10時間以上にわたるインタビューと、かれらの俳句をまとめました。
戦争の渦中に生きるロシア市民の率直な思いが、時に沈黙をはさみながら語られます。
【目次】
はじめに
ナタリア 教会の鐘響くモスクワの町で
アレクセイ 情報戦の渦中で
ニコライ 国境近くの町クラスノダールで
バレンチナ チェーホフの故郷の町で
オレク 古都コストロマの森で
イリーナ 北の湖沼の町で
レフ 芸術の街サンクトペテルブルクで
ベーラ 流氷を運ぶシベリアの町で
関連年表
【著者】
馬場朝子
1970年よりモスクワ国立大学文学部に6年間留学。
帰国後、NHKに入局、ディレクターとして40本以上の番組を制作。著書に『ロシアのなかのソ連 さびしい大国、人と暮らしと戦争と』(現代書館)など。
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俳句に興味がなくても大丈夫!
2023/05/17 12:47
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投稿者:ひろとこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争が長期化する中、ロシアの市民が何を考えているのか興味があった。8人の男女が、各自の詠んだ句を入り口にインタビューを受けている。俳句に興味があると言う特殊な人ではあるのだけれど、ロシア人の内面が垣間見られた。戦争や政治だけでは、その国のことを理解したとは言えないだろう。俳句が、松尾芭蕉が、熱く語られていて、それもまたうれしくも不思議な気がした。
私が1番いろいろ考えさせられたのは次の一句。
ロシア世界 家庭の出合いは 前線に (オレク)
詳細は本書でご確認されたし。
読み終えて、ただただ戦争が早く終わることを願わずにはいられなかった。