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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.5
- 出版社: こう書房
- サイズ:19cm/231p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7696-0769-5
紙の本
社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 1 そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! (Kou business)
著者 香取 貴信 (著)
「ミーティングとは話し合いでなにかを決めること。評論家はいらないんだ」。東京ディズニーランドのアルバイトを通して、ヤンキー少年が社会人として成長し、さらに企業の現場教育を...
社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 1 そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! (Kou business)
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商品説明
「ミーティングとは話し合いでなにかを決めること。評論家はいらないんだ」。東京ディズニーランドのアルバイトを通して、ヤンキー少年が社会人として成長し、さらに企業の現場教育をするまでになった体験をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
香取 貴信
- 略歴
- 〈香取貴信〉1971年東京都生まれ。高校1年のときに、東京ディズニーランドでアルバイトを始める。SHUU研究所に入社。
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書店員レビュー
先日、ディズニーリ...
ジュンク堂書店仙台ロフト店さん
先日、ディズニーリゾートに遊びに行ってきました。
帰ってきてから、そういえば私が担当しているビジネスの書籍の中にもディズニーに関するものがあったなぁーと思い、読んでみた本です。
ディズニーでは、9割近くに方々がアルバイトとして働いているにもかかわらず、統一感のあるすばらしいサービスで私たちを楽しませてくれます。そのための教育は厳しいようですが、これは働いていく上でどの職業でも共通する大切なことだとこの本を読んで実感しました。
私も参考にして、仕事頑張ろう!と思います。
紙の本
働くことの意味をもう一度考えてみた
2008/11/19 16:21
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:南亭骨怠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生や高校生に,絶対に読んでもらいたい本だ。
キャリア教育の大切さが叫ばれているけれど,本当の職業観を学べる機会はどれだけあるかな。
この本を読んでいると,人のために働くことの素晴らしさが,熱く,強く,胸の中に入ってくるよ。何のために働いているのか,もう一度考えてしまう。
マネージメント論やリーダー論を読むより,この本を読む方がリーダーとしてマネージャーとしてやっていくための力になるんじゃないかな。
「ミーティングに評論家はいらないんだよ」
「勉強しても,実際にできなかったら役に立たない知識なんだ」
「最初に受けた感動は忘れないんだよ」
「あまり教えないことが,逆にトレーニングになることもある」
「いちばん大切な一個を教えてあげるのがトレーニングになることもある」
「嫌われ役は必要だけれど,嫌われ者になったらダメなんだ」
「しかたなく自分の子どもに嘘をつく親の気持ちを考えてごらん」
「うまくやろうとしなくていいんだよ」
「サービス業は掛け算なんだ」
「作業が中心になると,本当の意味を忘れてしまう」など・・・
私にとっては,「うまくやろうとしなくていいんだよ」が響いてきた。
子どもたち(わが子らや生徒たち)には「作業が中心になると,本当の意味を忘れてしまう」を読ませたい。慢心せずに,人のためを思って誠実に働ける人に育って欲しい。
ディズニーランドに行く機会があったら,その前に,この本を読むことを薦めます。きっと,深い感動が得られるでしょう。
紙の本
キャリアの出発はディズニーランドのアルバイト
2009/10/26 12:29
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤンキー高校生のアルバイト。
それが著者・香取貴信さんのディズニーランドでのキャリアの始まりです。
おそらく髪型も服装も、ディズニーのイメージからかけ離れた
彼を雇ったディズニーランドはすごいとも思うのですが、
そんな彼を一人前のディズニースタッフに育て上げる
教育プログラムと、トレーナーの熱意に感心しました。
諦めない。
一人の人間として扱う。
常に、絶対にぶれない。
例えば、遅刻への対処法はマニュアルで決められていて
契約期間中に3回すると、解雇なのですが
そうならないように、自分たちで注意させたり、
トレーナーが工夫したり。
(なんと、目覚まし時計を売りつける人もいます。
しかし代金は後払いのため、
おそらく回収できていない……愛情を感じました)
正直、ここまで真剣に仕事に取り組むからこそ
あの夢のような国が常に一定の温かさと、
ハイレベルなサービスが保てるのだと実感しました。
本書は、仕事を始めたばかりの若い人にとっては
共感の持てることばかりでしょう。
「ちょっとくらい手抜きをしてもいいんじゃないか」
「自分がいちばんよく知っているんだから」
そういう気持ちを持つこともあります。
しかし、それがミスや失敗の元となっていきます。
また、若い人を教育する人にも感じるものがあるでしょう。
ヤンキーだった彼が、レジャー施設のコンサルタント会社(株)SHUU研究所に
転職し、九州からディズニーランドに行くことの遠さを感じたり、
距離を置いて、ディズニーランドのすばらしさを再確認したり。
最後まで気付きに満ちた仕事の本です。