写真でみる英国の大聖堂とゆかりの猫たち

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猫につられて読んだら、まずイングランド国教会の成り立ちやら細かい建築用語やらを叩き込まれ、各聖堂も猫の前に聖堂としての歴史や特徴の紹介から始まるきちんとした本でした。猫は期待通り可愛かったし近所の猫がいついてるパターンも多くてよかった。

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英国の大聖堂の美しさを鮮やかなカラー写真で紹介。
その場所で愛される猫たちと物語を添えて。
・はじめに　・イングランド国教会のなりたち
・用語(建築)　・用語(宗教)　・教会建築様式の変化
イングランドのカテドラル･･･12ヶ所　その他･･･2ヶ所
・あとがき
写真提供一覧、参考文献有り。
それぞれの大聖堂についての本文と写真、見取り図。
データとして所在地・建築様式・キーワード・アクセス・URL。

美しい写真集として眺めるのも良いけれど、
実は英国の大聖堂の、歴史や宗教、建築の基本情報があり、
外観・内観の建築様式をも楽しめる内容になっています。
そして猫も。
シェイクスピア所縁の大聖堂と、看板猫の物語。
映画「ハリー・ポッター」シリーズのロケに使われた大聖堂。
映画「ダ・ビンチ・コード」のロケに使われた伯爵家のチャペル。
圧倒される彫像の数々やステントグラス。
クリストファー・レンの荘厳なドーム。
見事な天体時計と、その下のドアの猫の抜け穴。
ご近所猫たちとのエピソード。そして、
静謐な美の内外で寛ぐ猫たちの穏やかな姿に、心癒されます。