ブルーがはばたくとき

著者ブリッタ・テッケントラップ（作）,三原泉（訳）

ブルーは、暗い森のおくにひとりで住んでいる鳥。飛ぶことも歌うことも、忘れてしまいました。でもある時から、なにかが変わりはじめ…。ブルーの心の細やかな変化を美しいイラストで...

紙の本

ブルーがはばたくとき

税込 1,650 円 15pt

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商品説明

ブルーは、暗い森のおくにひとりで住んでいる鳥。飛ぶことも歌うことも、忘れてしまいました。でもある時から、なにかが変わりはじめ…。ブルーの心の細やかな変化を美しいイラストで描いた絵本。【「TRC MARC」の商品解説】

鳥のブルーはくらい森のおくにたったひとりですんでいます。ほんとうはおひさまの光をあびたいと思っていましたが、もう長いこと、うたうこともとぶこともわすれていました。あるばん、森にみなれない鳥が一羽やってきました。ブルーの姿を見つけると声をかけ、静かにようすをうかがっていましたが………。ブルーの心の変化を美しい絵でていねいにえがき、見まもり、よりそうことの大切さを伝えます。【商品解説】

著者紹介

ブリッタ・テッケントラップ

略歴: 〈ブリッタ・テッケントラップ〉ドイツ生まれ。ロンドンのセントマーティンズ・カレッジおよびロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。絵本作家。作品に「いのちの木」「かべのむこうになにがある？」など。

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紙の本

二羽が飛んでいく空には、希望あふれる

2022/05/06 10:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：佐々木　なおこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ブリッタ・テッケントラップさんが気になるこの頃、
次に手に取ったのは、こちら！

表紙にはつぶらなひとみがかわいい小鳥が二羽。
ブルーとイエロー。

暗い森の奥に一人で住んでいたブルー。
飛ぶことも歌うことも忘れていました。

ある日、イエローがブルーを見つけました。
「おーい、こんばんは」
おだやかに声をかけます。
「ぼく、イエローって　いうんだ」

最初はイエローの声が聞こえなかったブルーですが、
だんだんイエローが近づいてきて…。

ブルーのまわりの世界が一日一日と変わっていく様子！
息を飲むほど美しいです。

二羽が連れ立って飛んでいく空は
希望にあふれていました。

はばたく二羽の姿、ずっと追いかけていきたい気分になります。